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▼しいたけさん:
>私は喜怒哀楽のうち「怒」に関してコントロールが大変難しいと感じています。
>と、いうのも顔に出てしまうんです。
それはいけないことですか?
>付き合っている彼にもそれはいただけないと言われ、これを機に克服したいと思っています。
彼が「いただけない」と言うのは、あなたの
「怒り」の感情についてですか? それとも
表情に対してですか?
>みなさんの感情のコントロール方法やそれをどのように日ごろから注意しているのかアドバイスなどよろしくいお願いします。
「怒り」は感情の一つです。とても力のある
感情で、扱いにくいのですが、人に自然に
備わった心の力です。自然の力に良い悪いは
ありません。
「怒り」は「違うと思う」こと。それをどう
表現するかであって、コントロールはこの
表現の仕方。感情自体はコントロールできない
自分の中の自然ですので、まず「いけないもの」
という自分の物語を捨ててください。
「いけないもの」とする否定と抑制は、後に
イライラとなり、はては爆発し、八つ当たりや
コントロールできない行動となって人間関係を
破綻においやることもあります。
コントロールできるのは二つ。
1 物事の受け取り方(ストレスの問題)
2 表現方法(コミュニケーションの問題)
例えば、「彼だったら毎日、連絡をくれるべきだ」
という考え方を信じているとします。連絡がこなかったら、
その考えと違うわけです。それが「違うと思う」
つまり「怒り」です。違いが大きければ大きいほど
「怒り」も大きい。あなたはどこをコントロール
しますか? 彼の行動ですか? それとも「彼も
一人の人間として都合があるから、連絡が来ない
こともあるだろう」という考え方に変更していきますか?
表現方法についてですが、怒りは違うと思うことです
ので、「違うと思う」を言葉で伝えればいいわけです。
その時に「あんたが間違っている!」と伝えるのでは
なく、「私は違うと思う」という、アイメッセージと
言われる方法で伝えていきましょう。相手や物事を
思い通りに操ることではなく、「伝える」が目的です。
「怒る」とは「違うと思う自分を伝える、表現する」
ことだという方向に考え、なるべく表現すること
から始めてくださいまし。
思ったこと感じたことを大切に。つまりご自分を
大切にすることであります。
≪規約同意済み≫
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