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▼93さん:
わかります。私もそんな気持ちになることが
ありますよ。自分事、いやそれ以上の不安と
して取り込んでしまう。苦しいですよね。
罪悪感。この感情を持つのは人間だけ。
複雑な否定感ともいえばいいでしょうか。
罪悪感は自らの行動に適切にもてば、自分を
成長させるきっかけにできるのですが、93さんが
お書きのように、自分の責任ではないものに
関してまでも、それを感じ巻き込まれていくのは、
かつて、不安や怖さを代償に、そのように教育
された経験があるかと思います。
罪悪感、羞恥心といった感情は、文化によって
作られる後天的な感覚なんですね。この感覚を
生きるために使うか、苦しむために使うかは、
自分の他者の区別のしかた、自分への扱いに
よって変わります。
自己否定も大いに関係しています。自分と
他人との責任の線、感情の線といった境界が
うまく設定できていないせいかと。というより、
今までの境界線のひきかたが、子どもの頃は
93さんを守ったけども、大人になった今では
役に立たなくなったと言えます。
恐怖や不安を代償に作られた感覚というのは
とっても手放しづらいのですが、できないことは
ありません。自己否定の力を自己肯定に向きを
変え、新たな線の引き方を練習していく。そういう
生き方に自覚的になっていくことで、徐々に
解決していくことかと思いますよ。
≪規約同意済み≫
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