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▼霧さん:
あのような醜い内容に対して、心を解きほぐすようなお返事ありがとうございます。
霧さんの書いてらっしゃるように、どんな生きがいや財産・名誉などを掴んでも
今は焦りや不安でどうしようもない自分がいます。
死んでいく時はひとり・・・この言葉が重く響きました。
でも救われたいと願ってしまう自分・・・。それが自然な姿だとしても、
人間の最後に行き着く場所がわかっているだけに、矛盾している自分がいます。
人生80年としたら、私はまだ半分も生きていません。
もし今自分自身が感じている姿、自分自身に映っている姿が正しいのなら、
私が今受けている苦しさや辛さなど甘いものだと思います。
これから先もっともっと辛く、厳しいことが待ち受けていると思います。
特に私のような既に後悔してもしきれない行いをした者には・・・。
でも救われたいということが私の自然な姿だったり、
偽善者だと思うことが自分を正確に見つめていることであるのなら、
もがき苦しみながらも「人間らしく」生きていくことが大事だと思います。
死んでいく時はひとりかもしれない、その時は全てが「無」になったとしても
常に何かを求め、救われたいと願う人間らしさを持って生きていきたいです。
愚かな答えしか出てこないのですが、今の私にはこういう考えが限界です。
死なない限り、前に進んでいくしかないと思っています。
霧さん、私のような者に人間の真の姿を教えて頂き、ありがとうございました。
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