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▼ゆめりさん:
そうそう、頭では「人は見ていない」ってわかるけれど、
心がそれについていかないからつらいんだよね。人の
目が気になるとリラックスできないから、それだけで
ストレスになりますよ。
私はそれを「心の癖」と呼んでいます。小さい頃から
ずっとしてきた癖ですから、少々頑固かと思います。
でも、癖は必ず変えることができますので安心して
ください。
「周りの人は私のこど変な人だと思ってないかな・・・」
「私、変な格好してないかな・・・」
「私どっか変なのかなぁ・・・?」
「店員さん、私のこと変な客だとか思ってないかな・・・」
「私、何か変な行動してないかな・・・」
これらに「変な」という言葉がすべて共通していますね。
「変であること」に対して、とても大きな怖さがあるの
でしょうね。その怖さや不安がご自分にあるのがわかる
でしょうか。それはまるで、親から「変なことしたら
許さないからね!」ときつく叱られた子どもが持つ緊張
に似ているでしょう。
実際にそのようにきつく叱られ続けた子どもは「変なこと」に
対する圧倒的な恐怖を感じながら育ちます。そして人が
自分をどう評価するかを怖れるようになりますよね。その
恐怖感が強いと「自分が自分をどう思うか」を忘れちゃう
のですよ。
人の目を気にする、心配する、怖れる、不安になるという
心の動きは、ゆめりさんを守るために働いている心の作用
ですので、それ自体は何も間違っていません。守ってくれ
ているのですが、その方法が自分を緊張に導いてしまい、
苦しくなっているだけです。その方法を変えていきましょう。
・自分が自分をどう思うか。自分は自分を決めていい。
・人がどう思うかは他人の仕事。自分の仕事ではない。
この二つをどうか心にとどめておいてください。そして、
いつものおきまりの人の目を気にする感情が出てきたら、
「あ、心が自分を守ろうとしている。ありがとね」と
そっと心の中で声をかけてあげましょう。そして「私は私で
OK」という言葉を心の中に流してください。その練習の
積み重ねで、心の癖がいつしか変わっていきますよ。すべて
癖は練習の積み重ね。人の目を気にするのも積み重ねて
きた練習の成果です。新しい、自分を傷つけない癖を
育てましょう。いつでもどこでも、ゆめりさんはゆめりさんで
いいのですよ。
≪規約同意済み≫
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