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▼みぃこさん:
常に焦ってらっしゃるということは、心が安まらない
状況ですね。とても苦しいかと思います。安全、安心を
感じられないために、心がリラックスできないでいるの
でしょう。
「職場での自分の存在が空虚に思え」ることに苦しみ、
その原因を「店長や社員の人から冷たい態度を取られて
いる」とされています。しかし、なぜ冷たいのか分から
ないのですよね? ここで今一度、ご自分を点検して
みてください。自分の存在価値は、自分で決め、自分で
感じとっていいのですが、みぃさんは人からどう接して
もらうかによって決めていないでしょうか。
もし、そうであれば、自らの価値を大切にする心は失われ
常に虚しさを抱き、それを満たすために人の評価を求め
ることになります。しかし、他人は思い通りにならない
ために、常にその期待は裏切られ、満たされない不安に
右往左往してしまいます。隣の人の不機嫌そうな顔に
「自分に原因があるのかな…?」と振り回されてしまい
ますね。言葉をかえると「自分を生きることができない」
といったことだろうと思います。
そうなる原因はいろいろですが、たいてい幼少時代から
自分をさしおいて人(親)の顔色を窺いながら生きて
くるしかなかったという、過酷な歴史を抱えていること
が多いです。優等生やいい子(親の手のかからない順応
者、親の世話ができる大人びた子))が抱えがちなつらさ
です。それは、並の人よりもはるかにつらい道を歩いて
きたということでもありますよ。
その自分に対して「私は実はめちゃくちゃ頑張ってきた
んだなぁ」を感じることが、自己評価の回復、存在価値の
回復の第一歩かと思います。人の評価は人のもの。自分は
自分で評価するという、自分と他人の区分けを身につけて
いくために必要な感覚です。
もしカウンセリングにいくならば「自尊心の課題がある」
といえば、一緒に回復の手伝いをしてくれるかと思います。
カウンセラーによっては自己愛願望心とか、自己信頼とか
いろんな言い方しますけども、ようは自分は自分である
という感覚、つまり自信を育てるということです。
≪規約同意済み≫
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