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学生さんということですし。。。
わたしは、子育て世代です。
子供によく話すんですけど、
正しければいいというわけじゃありません。
人間には、『正解』と、言うものはありません。
よく、「行列のできる法律相談」とか、いう番組で、
弁護士同士でも、意見の違うことがありますね。
裁判でも、そうなんですけど。
『正解』は、いろいろな状況。聞き手のイメージ。社会状況など。
でも、変わっていくと思うのです。
それに、人間ですので気持ちも加味されます。
わたしは、子供にいつも、
『正しければいいんじゃないよ。言い方って、とてもダイジよ。』
と、伝えています。
自己主張は、相手の気持ちを受け止めた上で、
自分の気持ちを言うことなんだと、わかって欲しいと思っています。
でも、わたしも子育てをして、初めてわかったことなのです。
子供は、いっぱい失敗して、でも、それを責めていては
上手に育ってくれません。
『正しければいいというものじゃない。
べき論に、縛られていてはいけない。』
子育てで、学んだ教訓です。
キツイことを言われて、言い返せない人は多いです。
みんな、それで悩んでいます。
いろいろな人がいて、人間社会は成り立っていますから、
人のことも、受け入れられるようになるといいですね。
あなたがこうして、わたしよりも、うんと早い時期に
人間について悩んだことも、わたしには立派に思えます。
『配慮』と仰っているのは、
人に対する思いやりのことですね。
『どうして、言い返してこないの!!!???』
ではなくて、
『言い返せない人もいるんだな。』
と、ありのままのその人たちを、受け止めていくことだと思います。
そんなふうに気持ちを切り替えていくと、お互いとても、楽になりますよ。
自分のことも、頑張り過ぎなくて、いいのですよ。
長くなってしまったので、この辺で。
言葉が不足しているようでしたら、ごめんなさい。
また、質問してください。
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