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▼りんりんさん:
はじめまして。私は斜視ではないのですが、私の友人がそうです。
その友人とは大学の入学式の時、初めて出会いました。
友達になろうとして「ねえ…」と話し掛けたときに、目を合わせずこちらを向いてくれないなぁ…と不思議に思っていましたが、すぐに斜視だと分かりました。
その人には友人がたくさんいましたが、皆彼女が斜視であることを気にしていませんでしたし、彼女も気にせず明るく生活していました。
彼女は分厚いメガネをかけていたので、斜視であることを周囲の人物に説明しなくてもわかりやすかったのかもしれません。
私もすぐに友達になりました。
彼女は過去一度だけ自分の目のことを「どう思う?」と皆に聞いたことがありましたが、皆「最初は、おやっ?と思ったけれど、今は慣れた」と言いました。
彼女はいつも明るい人…と思っているのですが、りんりんさんのお悩みを読んで、彼女も心の中ではどこかで傷ついているのかもしれない…と思いました。
しかし本人にとって斜視であることは、すでに自分の個性の一つとして受け入れているようでした。そしてその個性を皆が認めていて、普通に生活していました。
どこ向いているのと聞く人は斜視の知識がないか、初対面の人なのでしょうか。もし友達だった場合、悪気は無いのでしょうが、りんりんさんがどんな風に思うのか配慮に欠ける言葉だと思います。
恋愛に斜視であるかないかは全く関係ありません。
むしろ斜視である事を理由に付き合わないと言うような男性は最初から相手にしないほうが良いです。
自分は健康な目の人よりも本当の愛情をつかみやすい、と思っていればよいのではないでしょうか?実際私の斜視の友人も、何人かの男性とお付き合いしていますし、恋愛に積極的で将来の結婚も考えています。友人は斜視も健康な目もほとんど差が無いと思っています。
つまり、斜視であることを受け入れるか否かなんです。あなたの苦しみの根っこにあるものは…。斜視を嫌だと思うのか、それとも「それも自分だ」と思うのか…。偉そうなことを言ってすみません。
街を歩いても誰もあなたを見ていません。
人はあなたが思っているよりも他人に対して無関心です。
複視で見ることが疲れるのならやめたほうが良いです。
それより、斜視の事を周囲の人に理解してもらう方が生きやすくなります。
もっとも親しい人に斜視であること、それを気にしてしまうこと、聞かれて辛い気持ちになることを一度話してみてはどうでしょうか。
悩みを知ってもらうことは、りんりんさん自身を知ってもらうことです。
言いにくいかもしれませんが、人に聞かれて平気なふりをして笑っている時、心の中にたまってしまう苦しみが少し軽くなるかもしれません。
斜視は少し一般の人とは違うかもしれないけれど、全く恥ずかしいことではないです。堂々と生きていけばよいです。
私自身が斜視ではないので、どこまでりんりんさんの気持ちを理解できているかは分かりませんが、参考になれば幸いです…。
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