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ちひろさん、はじめまして、こんばんは
ちひろさんのお話を聞いて、
以前どこかで似たようなお話を聞いたことを思い出しました。
ちひろさんが「いい子でいなきゃ、お母さんに愛されない」って思っていたのは
実際にそうだったのだろうと僕は思います。
でも、お母さんは、自分では、ちひろさんを愛しているから、お姉さんを基準に
いろいろと期待をして厳しくしてきたつもりでいるのでしょう。
でも、お母さんが本当に愛しているのは、ちひろさんではなく、自分自身だった。
自分のために、ちひろさんに頑張ってほしかった。
そうお母さんが思ってしまうのは、いくつかの理由が考えられます。
ひとつは、お母さん自身が同じように育てられて、それが愛情だと信じている。
もうひとつは、お母さんがあまり学生時代に活躍できなかったコンプレックスを
ちひろさんやお姉さんで解消しようとしている。
または、お姉さんやちひろさんを優等生にするのが自分の生きがいだと感じているか、優秀な子供をもつ親として、世間に優越感をもちたいという見栄にこだわっている。(心の病気かもしれないちひろさんを家に閉じ込めて、周囲の人に見せないようにしているのは、特にこの原因が当てはまるようにも思えます)
さあ、どうしましょうか。。
僕がまず聞きたいのは、ちひろさんがちっちゃい頃、一番ワクワクして楽しかったことは何ですか? どんなちいさなことでも思い出してみてください。
時間が経つのも忘れて夢中になったこと。。何でも。
空の雲を見ること。。おとぎの国の空想をすること、
植物の世話をすること、絵を描くこと、歌を歌うこと、
。。などなど、他愛ないことだけでもいいんです。
そういう小さなことに、ちひろさんらしさ、本当の自分のヒントが
隠されているんです。
自分が幸せに感じることを見つけていって、
だんだん自分のしたいことが分かってきたら
いつかお母さんに自分の気持ちを話してみる勇気が出るかもしれません。
話しても理解してもらえなかったら、その時はきっと他の道も見えるはず。
ところでお父さんはどんな感じでしょうか?
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