|
しほさんこんにちわ。
どん底ですか…。
本当の意味で、そこから這い上がるには
どうしたらよいでしょうね。
きっと、今までも自分と向かい合って
それでもわからないから苦しいんでしょうね。
だけど、きっと、今自分が作り出してしまった
しほさんの「どん底」っていう場所から
一歩踏み出すには、
その内的な原因を見つめなくちゃならないかも
知れません。痛みを伴うかもしれないけど。
自分の理想と現実のギャップ、
誰かから受けた心の傷、
原因のわからない無力感。
理由はいろいろあるかもしれません。
しほさんがそれほどまでに自分を責めてしまう
理由は何でしょう?
まずはそれを知ることから始まるはず。
心の痛みを器である体の痛みにすることは
あまり意味のないことですよ。
手首を切っても心の痛みは癒されないし、
満たされるということもありません。
私も一時期「どん底」にいました。
死のうと思って何度も刃を手首にあてました。
だけど今は、ちゃんと笑って、泣いて、怒って生きています。
私がそこから抜け出した方法は、正直何が良かった
のかはわかりません。
その方法は人それぞれだと思います。
確かなのは「明けない夜はない」ということだけ。
今の苦しみはきっといつかの糧になります。
自分を締め付けているその手を
少しだけ緩めて、自分を許すことです。
自分が嫌い、だといっていましたね。
誰でも自分が大嫌いという部分を持っています。
だから自分を丸ごと好きになる必要もない。
ひとつでも自分を肯定できる部分が見つかるなら
それで良い。それを大切に育てれば良い。
そうしていくうちにそういったものが増えていくはずだから。
しほさんは今、生きているんですよ。
それだけでもう、存在することが許されているんです。
文章の最後のほうにあったように
志保さんには希望がちゃんとある。
痛んでいるときには無理して動こうとせず
休めば良い。
希望が芽生えたら、そろそろ動き出そうという合図
ですから、自分のペースでがんばれば良い。
そんな風に自分をいじめないで。
|
|