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▼まゆこさん:
初めまして。てとらと申します。こんばんわ。
>人から個人的なことを聞かれたり、一方的に話す事はできるのですが、雑談することができません。
議論が必要な仕事についていて、うまく発言できない‥となると
問題かも知れませんが、プライベートな雑談であれば、無理に「発言」
しようとしなくても良いのではないでしょうか。
もちろん、相手の話題にうまく合った話をこちらもすることができれば、
話は弾むかも知れません。でも実は、相手に話すだけ話させておいて、
まゆこさんは楽しそうに聞きながら、たまに相槌を打つだけ‥‥でも、
やっぱり話は弾むはずです。そういう人に話していると楽しいからです。
いわゆる「聞き上手」というヤツです。
説明しにくいのですが、誰かが話している時に、その話にうまく応じて
会話するのには技術が要ります。それでは皆、その技術を持っているかと
いうと、決してそんなことはありません。たいていの人は、最初に話していた
人の話は半分しか聞かずに、割り込んで自分のしたい話に変えてしまいます。
すると、最初に話をはじめた人は、なんとなく釈然としない気持ち、
もっと言えば、いい加減に聞き流されたような不快感を持ちます。
でも、話は続いているわけですから、表面的には話は弾んでいるように
見えるはずです。
逆に、誰かが話している時に、楽しそうな顔でそれを聞いてくれる人が
いると、話している人は嬉しくなります。この気持ちは、まゆこさんにも
お分かりになるのではないでしょうか。さらに、話に合った簡単な相槌も
打ってもらえると、話し手はますます嬉しくなって話し続けるはずです。
誰でも、「自分の話をちゃんと聞いてもらえている」と感じることは
嬉しいことだからです。ですからこの「楽しそうに聞く」「時々相槌」の
上手い人は、大人しくても控えめでも、たいてい好かれます。
世の中、話したがりは多いのです。ということは、聞き上手は
貴重な存在ということです。まずは見た目だけでも「聞き上手のフリ」を
してみてはいかがでしょうか。
>幼いときから自分で考えて話すことができなくて、人のまねばかりしていました。
もし気になるようでしたら、今からでも何か、本でもマンガでも映画でも
自分が好きになれそうなものを選んで、ハマってみてはどうでしょうか。
「どうしてこんな結果になったんだろう」とか、「この人はどうしてこんな
行動をしたんだろう」など、ちょっと引っかかったところを自分で考えてみて、
短い感想メモにまとめてみたりすると良いかも知れません。
もちろん別の趣味でもかまいません。自分が楽しくて、なおかつ「自分で
考える作業がある」趣味を探されてはいかがでしょうか。
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