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名無しさん
僕も以前、初対面のある人に急に好意をもたれたことがあって
その人は普通は人があまりついてこれない僕の深い話に共感してくれて
やがて本気でその人のことが好きになってしまったときに
事態が急に複雑に展開して
信じられない正体を見せられて、ひどく裏切られてショックを受けて
彼女にさよならをした後で、なんだか自分の人生が分からなくなって
衝動的に自殺を考えたこともありました。
でも僕には信じられる親友がいて、その人に救われました。
恋愛は、幻想をもたらすことがあります。
それはまるで、わざとお酒を飲まされて運転させられるようなもので
酔っていなければ簡単に避けられた障害物にすら追突して大怪我をしてしまうこともあります。
僕は「裏切られた」ことも、自分が「傷ついた」ことも、
「悲しんだ」ことも、「苦しんだ」ことも、
幻想であったのだと、やがて気づきました。
でも、ひどい二日酔いが続くように、今でもまだ心に血がにじんでいます。
>私はある人のためなら命もあげるってくらい大好きでした。
あなたのこの気持ちは、真実だったと僕は思います。
ただ、相手を間違えていたんです。
そして間違った相手に幻想を見ていたのです。
誰かを信じることよりも、まず
命を捧げるほど愛した自分の気持ちを信じてください。
新しい彼氏が信じ切れなかったのは、まだ心の傷の出血がひどくて
朦朧(もうろう)としていたのか、それとも、相手が本当の相手では
なかったからかもしれません。
最初に命がけで愛した時の 自分をまず信じてください
僕はまだ本当の相手に出会えていませんが、
誰かを命がけで愛した自分の気持ちを信じています。
好きになることよりも 愛することよりも
信じることのほうが ずっと気高いことです。
信じられる人がいるかどうかよりも
誰かを信じる自分がいなければ
誰も信じることはできないし
自分が生きている意味がない
信じることが真実で
信じられないことが幻想だと
そう感じているあいだは
僕は生きていられます
僕に今言えるのはこれだけです
失礼しました
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