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はじめまして
▼優貴さん:
>こういう子供の頃に、人格を否定されて育った人間は
>一生、不幸な道を歩くことになるのでしょうか?
>確率的に、すごく高いと思うんです。。。
>断食とか‥自分なりに、ありとあらゆることをしてきたつもりなんですが。
>でも、情緒的な安定を失ってきたせいか‥何か根底がすごく弱い気が
>するんです。
>自分に対する揺ぎ無い自信というものもないし、親からありのままの自分を
>愛されたこともない‥‥。
確かにおっしゃるとおりだと思います。
一度十分に人格が発達した大人でさえ人格を破壊されると精神的に障害をきたしてしまいますから、まだ子供のうちにそうであればなおさらです。
だからといって人格が形成できないということではないと思います。
人間が言葉を話せるのは、そうできるための下地が生まれながらにして備わっているからで、人格というのも、言葉を話すのと同じくらい(またはそれ以上)重要なことなので、人格を形成するための下地は生まれながらに備わっています。
英語を勉強することと人格を比較して考えると面白いです。
新しい言葉は、ただ耳にするだけでは覚えれません。必死に聞き取って、単語を覚えて、繰り返し練習して、こういう作業を繰り返さなければ絶対に身に付きません。
人格も全く同じ事です。
さまざまな本を読まれ、実際に診療も受けられて、ご存知のことも多いと思われますが、人格を作っていくことを、英語を習得したり、スポーツをしたりするのと同じように、練習と実践という側面から捕らえてみてはいかがでしょうか。
ラケットを握っているからというだけで、ボールをうまく打ち返せることにはなりません。うまくなるには、退屈で厳しい練習を積み上げるしかないのです。
物事を上達する近道は、自分に一番向いた方法や師匠をさがし、一度それを信じたら結果が出るまで粘り強くやりぬくということですから、
そういう方向で再度ご自分のこれまでのやり方を点検してみてはいかがでしょうか。
たとえが多くなりましたがご理解いただければと思います
≪転載不承諾≫
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