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▼夏美さん:
以前、離したことのある夏美さんかと思います。
お久しぶりです。
>自分の中で、不安な感情を処理することが出来ずに、人に頼ったり
>食べ物に依存したり、ネットに依存したりして、いつも逃げてばかりいます。
それは「逃げている」といった否定的な視点でくくるには
あまりにつらいことだと思うのですね。どうにもならない
苦しさがある。今まで、いろんなものをなくして悲しい思いを
しながらも、「こんなんじゃダメだ」と必死に頑張って
きたんじゃありませんか。
>友達にしても、恋人にしても、母親に対しても、仲良く出来ないし
>上手く人間関係を作ることが出来ないんです。
>こうなってしまった原因は、子供の頃の環境にあると、すごく思います。
>憎んでも仕方ないけど、父や母、教師、その当時の同級生を
>恨みたい気持ちでいっぱいです。
苦しいですね。この一節から、夏美さんの大きな怒りを
感じます。そして悲しさ。どうにかしたいというつらさが
伝わってきます。そういう情緒のとらわれがたくさん
あるのでしょう。それが人間関係に一つひとつ投影されて
しまい、つまずいてしまうのでしょうね。被害妄想の
強さは、強い自己否定の投影かと思います。そして、
「誰かから必要とされたい」と強く願う寂しさでは
ないでしょうか。
そのへん、夏美さんにはすでにご自分で気づいて
おられると思うんですよ。「急には無理」と
わかっておられますので、焦らずに、今まで
さまざまな喪失の経験をくぐり抜けてきた自分を
どうか、いたわってください。「悲しみ」にフタを
しなくてもいい。「悲しみ」は悲しんでいいんです。
怒りは抑え込まなくてもいい、「違う」と思った
自分を大事にしてください。また相談にのりますよ。
≪規約同意済み≫
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