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▼ショウさん:
>自分の性格に困っています。
>それは、友達の前になるといい人ぶってしまうことです。
>家の中などでは普通に家族と接することができるのに友達の前だとなかなか自分を
>出せないんです。よく友達と話すときには、聞くほうになってしまいます。
家族とはずっと生活空間や時間を共有しながら
生きてきたのですから、それを基礎にした
安心感がある。だから自分を出せる。ところが
友人は大切ながらも、そういった安心までは
まだ感じないのではないでしょうか。
つまり安心の問題かと。ただ、この安心は誰が
与えてくれるかといいますと、一見、他者が
与えてくれそうな気がしますが、安心「する」のは
自分自身なんです。自分で決めるのですよ。
>自分の意見を出すと否定されそうな気がして。
>そうなると、みんなにからかわれるんです。それがすごく辛いんです。
>やっぱり自分を出すというのは必要だと思いますか?
からかわれるのはつらいね。そして否定されそうな
気がして、自分をおしこめるのも、つらいよね。
おしこめるって、自分に対して「お前は間違ってる
んだから、ひっこんでろ」と言っているようなもの。
そして他者からは「あんた誰?」といつも扱われる
ような事態をわざわざ作り出すことになります。
これを続けていると、自分も「私は何者なんだろうか」
という疑問と不安をもって、人間関係の中をさまよう
苦しさを味わい続けると思います。
>自分を出したら何か変わりますか?
はい、変わります。自分を出さないということは、
上にも述べたように「お前はだめだ」という否定です。
自分を表現することは「自分は自分でいい」という
肯定です。
1 お前は黙ってな
2 話をきかせてよ
どう扱われるのがいいですか? そして自分自身に
どう言っていますか?
もちろん、常に自分の主張を出さなくてはいけない
のではありません。出すか出さないかもあなたの
選択なのです。
>自分の理想は、みんなに好かれるリーダー的存在になりたいんですが。
そうなれたらいいですよね。好かれる、支持されたい
としたら、まず自分が自分自身を好きになってみて
くださいね。
≪規約同意済み≫
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