|
▼けいちゃんさん:
人間関係の諍いは一番身近な人との関係で起こりますよね。
それだけ、あなたとお母さんは近い関係だということです。
理解してほしいという願い。
理解されないという結果。
けいちゃんさんはこのギャップに怒りを感じているんですよね。
怒りは愛情の欲求です。けいちゃんさんは、お母さんに愛情を
欲求されているのでしょう。それは悪いことでも、間違ってる
ことでもなんでもありません。ただし、報われるかどうかは
わかりません。たとえ、母親といえども、自分ではない別の一人
の人間です。決して思い通り操れるものではありません。
けいちゃんさんの年齢をみますと30代ということなので、お母様も
人生の大半を過ぎた年齢かと思います。そろそろ娘の世話を
引退してもらって、お母様ご自身の人生に焦点をあてて生きて
もらってはいかがでしょうか。それは、けいちゃんさん自身が
娘根性をご卒業なされるということです。
けいちゃんさんとお母様のような親子関係をよく見聞きします。
共通するのは、母子ともども、いろんなことを我慢してずっと
頑張ってきたということです。互いに我慢してきたからこそ、
責めたくもなる、わかってほしいと強く願ってしまうものです。
ただ、もう幼少時代は終わっています。けいちゃんさんという
一人の大人の抱える寂しさ、悲しさ、怒り。親はもうそれを
埋めあわせることはできないんです。けいちゃんさん自身が
自分の親になり、自分の欲求や必要を埋め合わせていきましょう。
それが、自分の人生や幸せに責任をもつということです。
≪規約同意済み≫
|
|