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▼ゆうさん:
いじめは何にしてもつらい経験になるよね。
そのつらさが癒えてなければ、他人に恐怖する
のは人の感情として自然なことですよ。
「強くなりたい」とのこと。具体的には
どのようになりたいとイメージしていますか?
私たちは赤ちゃんの頃から育つにつれて、
「いいか悪いか」「強いか弱いか」「できるか
できないか」「ダメかダメじゃないか」こんな
判断を大人から習い、そして自分にしみこませます。
ご自分に
「強い=いい子=ダメじゃない」
「弱い=悪い子=ダメ」
をあてはめようとしていませんか?からかわれて
いじめられたのは、自分が弱いから。人を怖がる
のは自分が弱いから。なんて思っていないでしょうか。
もし、そうしているとしたら、
「あの海は悪い」
「あの空はダメ」
「あの雲は弱い」
「あの森は強い」
なんてあてはめているようなものです。おかしいですよね。
あなたの身体や心は自然の摂理とまったく同じです。
いじめられてつらい思いをした。それもまったく自然です。
弱くも強くもありません。「強くなりたい」の裏には
「自分は弱い。弱い自分はダメだ」という否定があるでしょうね。
それは自分を責めているということ。つまり自分が自分を
いじめる側に回ってしまっているということになります。
つらい思いをしたけれど、自分は頑張った。としっかり
ケアしてあげてください。他人から不当の侵害を受けることは
悲しいことだし、腹立たしいことです。そんな自分の中の
自然を蹴っ飛ばさないでくださいね。
≪規約同意済み≫
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