|
衣子さん、メールを読ませてもらって、俺が思ったことを書きます。
参考までに。
明るいことを考えれば明るい気分になり、
些細なことでも暗いことを考え出して、
とことんまで暗いことを考えてしまったら、
死にたいとまで考えてしまう、これはなんら不思議なことではありません。
むしろそう考えてしまっても当然だと思うよ。
そこまで思い詰めない人もいるけど、
思い詰めてしまいやすい人があってもおかしくないと思う。
自分の喜怒哀楽の激しさに家族がうんざりしていて、
そんな自分はいない方がいいと思っているんだね。
そういう風に思うってことは、
本当は家族にうんざりさせるような思いはさせたくないって思ってるんだよね?
感情なんて人それぞれだから、
喜怒哀楽が激しいなんてのは全然おかしいことだなんて思わないけど、
ただ、その感情に振り回されて、行動までもめちゃくちゃになってしまったら、
それは家族もうんざりしてしまっても当然だと思うよ。
感情は、笑いたいときには笑っちゃうし、
泣きたいときには泣いちゃう、もうこれどうしようもないけど、
行動は、落ち込んでたって笑顔は作ることはできるよ。
行動は自分の力でどうにでもできるよ。
家族にうんざりさせたくない、
不快な思いをさせたくないっていう気持ちがあるっていうことは、
本当は、家族にいい気分をさせたり、
よく思われたいっていう気持ちがあるんだね?
もしそういう気持ちがあるんだったら、
そう思われるような、思ってくれるような、
少しでも家族が喜んでくれるような行動を自分で考えて
自分からその行動を取っていくのがいいと思わない?
どうやったら死ぬ勇気が湧くかを考えるよりも、
どうやったら相手が少しでも喜んでくれるかを考えた方が、
自分の本当の気持ちに合っていると思わない?
ちょっと自分の心に聞いてみて、試してみるといいかもしれないよ。
≪転載承諾≫
|
|