|
≪厳しい意見はご遠慮ください≫
いろんな言葉が私の周りをぐるぐる回って、いろんな声が耳元でわめきつづけている。
耳を塞いでも目を閉じても消えなくて・・ぬいぐるみに八つ当たりして、机を蹴ったり壁に頭をぶつけたりもした。
学校。
あの場所から逃げだしたかった。
教室で手首を切ったこともあったし、泣き喚いて過呼吸になったこともあった。
先生や親の涙を見るたび苦しくなって、でも止めることができなくて
周りを見渡す余裕すらなかった。と言い訳してた。
自ら「助けて」と叫ぶ資格なんてないと決め付け、狂ったふりしながら誰かが手を差し伸べてくれるのをひたすら待った。
結局誰も何もなくて、部屋の中でずっと泣いた。
一人は怖い。でも他人を求めることはもっと怖い。
誰かが私の半径1メートル以内に入ってくると震えあがる。
抱きしめられることが怖い。拒絶されることが怖い。私を見捨てないでほしい。
親が怖い。
そう感じる自分が嫌い。
死にたくない。
死なないために学校を拒絶したんだ。
でも疲れた。
たった15年しか生きてない自分。
何に疲れるというのだろう。
でも、でももう何もしたくない。
ずっと眠ってたい。
喚く声とさよならしたい。
|
|