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▼もすさん:
人に尽くすこと。それ自体はいいことじゃありませんか。
ただ、自分に尽くすことを忘れていると枯れますよ。
「人」という花にせっせと水をあげて「自分」という花に
水をあげていないということですもんね。
>自分の宿命は人に尽くすことです。
いつ頃からそのように考えてきましたか? 昨日やそこらから
じゃないですよね。きっとずっと前から、そのようにして
きたのではないでしょうか。そうしないと誰か大切な人から
見捨てられてしまうといった大きな不安の体験をくぐり
抜けてきたのだと思いますよ。
「人に尽くす」能力は、人と協力する力でもあります。
互いの能力を合わせること、思いを分かち合う力へ変えられ
ますよ。そのために、ぜひ自らの心と体を敬ってください。
自分を大切にするとは、自分の心と体をありのままに
認めて受け入れること。お母さんが自分の赤ちゃんを無条件で
受け入れますよね。それと同じ感覚を自らにもつことです。
それを忘れてしまうと、人から受け入れてもらうことを主体に
して、報われないことに「自分はダメなんだ」という感覚を
もってしまいます。そこに支配される必要はありません。
人は人、あなたはあなた。あなたの心と体は、あなたが
しっかり責任もってよいのですよ。
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