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翠さん、ありがとうございます。
涙を流すことは、心のわだかまりが溶けて流れていく作用ですから
泣きたいだけ泣いていいと思いますよ。
ただ翠さんに関して、僕はひとつだけとても心配なことがあります。
翠さんは、まだ本当の意味で嫌な、危険で最悪な男性には出会っていないということです。でも今のような心理状態のときには、特にそういう男に近づかれる可能性が高くなっていると思います。
自分のことばかり話して、翠さんの暗い面を見たら離れていく上辺だけの男性はまだ無害なほうです。でも、翠さんが自分の心の重荷を分かち合える人を求めている気配を察知して、「僕には君の気持ちが分かる」と、心を見透かしたようなことを言って「僕を信じてほしい。心を開いて、君の苦しみを僕にも分けてほしい」と、ささやいて接近してくる男性を、もっとも警戒しなくてはいけないんです。
僕はここ数年、翠さんと少し似たような、心を閉ざした数名の女性たちが、そのような男性たちに言い寄られて、危うくぼろぼろにされかけたところを助けたことがありました。(僕が運命の赤い人の人への気持ちを綴ったHPをもっていた関係で、たまたま僕に相談してくれたのがきっかけでした)
悪魔は天使の仮面をつけて、一人ぼっちの孤独な女性の心の闇に、自分の闇を共鳴させて、自分を信用させて、堅く閉じた心の扉を開かせ、慰め、癒し、励まし合い、やがては彼に身も心もゆだねるように優しく自然に導いてゆき、彼の醜い欲望の餌食にするのです。
上記の女性の内の一人は、何とか手遅れになる前に相手の男性と連絡を絶ちましたが、相手は最初は泣きながら、次第にそれは怒りへと変わり、最後に本当の恐ろしい素顔を見せました。もう一人の女性は相手に体をまかせてしまった後で、その正体を知りました。彼は同時に別の複数の悩める女性たちも餌食にしていて、ある女性は堕胎させられ、別の女性は彼の正体を知ったショックで自殺しました。今年の夏のことです。
心の闇を分かち合うことは、そのときは、お互いに傷をなめ合うように、いっしょに堕ちていく時もありますが、悪魔は相手の闇を餌にしながら自分が生き延びようとする寄生虫のようなもので、相手がボロボロになると、あっさりと見捨てて、別の獲物を求めて去っていきます。
そういう堕天使たちは、僕と似たようなことを言うようで、まだ彼らに騙されていることに気づいていないころの彼女たちは、最初は僕に「あなたは彼と同じことを言ってるわ。二人を会わせてあげたい。きっと親友になれると思う」などと言っていました。
でも、僕が相手の闇と自分の闇を共鳴させたいと思うのは、たとえお互いに堕ちていっても、必ず底にバウンドして、光へ向かって上昇させていける自信があるときだけです。そういう意味では、自分が受け止めきれないと素直に感じて逃げていく上辺だけの男たちはとても正直であるといえます。苦しみを分かち合い、受け止めて、いっしょに堕ちてもいいと言ってくる男は、翠さんを栄養にして自分だけ助かろうとしている悪魔か、道連れにしようとしている死神である可能性が非常に高いと思います。
少し異様な話になってしまいましたが、翠さんが今どんなにつらくても、おぶってくれる人や、抱えてくれる人を探してはいけないと思います。どんなに寄りかかっても、翠さんが自分の足で歩くように肩を貸してくれる人だけを信用すべきだと思います。
ここの掲示板にはそういう厳しさと優しさを理解した人たちもいますので、
皆さんのアドバイスも参考になさってください。
僕が力になれれば、ここの掲示板でも、僕のHPの掲示板でも、できるだけのことはしたいと思いますし、言いにくいことでしたら、メールをいただいても構いません。
僕は過去に救いきれなかった人がいますので、その罪滅ぼしの意味でも、こういう悩み相談サイトに少し顔を出しています。
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