|
はじめまして。
あなたが一番大切に思っている友人がKさんなんだけど、なかなかKさんのそばに居ることが少なくて、どちらかというとMさんとTさんの方にいることの方が多いということですね。そして、Kさんのことがとても大切で、MさんもTさんも大切な友人ですが、どちらかというとMさんやTさん以上にKさんのことを大切に思っていらっしゃるのでしょう。そして、MさんもTさんもとても思いやりのある優しい人で、あなたのことをとても大切に思ってくれているのでしょう。みんな、あなたのことがとても大好きで、とても大切にされています。
本題は、あなたの心の中でどうしてもうっかり、負の感情を抱いてしまう事に悩んでいらっしゃるのですね。負の感情に嫌気をを持つことは、大切です。つまり、負の感情を持ったときに、「これではいけない!」と、感情を修正しようとしている表れなのです。人間は、負の感情を多く使うように生きていると、生きる力を獲る量が減り、マイナスの循環にはまってしまうのです。その循環に陥らないようにあながた「嫌気」といったかたちで、それを修正しようと魂があなたに働きかけているのです。なので、あなたが、負の感情を持った自分に対して嫌気を指す事は正常なことであり、あなたが心を成長させていきたいという現れであります。それこそが、あなたが生まれてきた大切な意味があるのです。あなた自身の心の成長と、あなたが奉仕する相手の人たちの心の成長を見守ること、それこそが、生きて行く上で大切なことなのです。
こういった観点で見てみると、あなたが、Mさんに対して『都合がよすぎる』『信じられない』『私に近寄らないで』そんな自分に対して『嫌だ』『嫌だ』『嫌だ』と、考える事は、とても大切な事だったのです。あなたが成長しようとしている証拠です。あなたは、ちょうど壁にぶち当たって、どうすればこの壁をのり越えて先に進む事が出来るんだろうと考えないと、このままでは先に勧めないでいる状態なのです。こうした壁を1つ1つ乗り越える方法をマスターしていく事によって、あなたの心は1段1段成長していくようになっているんです。その壁を乗り越えるには、自分自身の力で乗り越えなければ意味がありません。誰かの力に頼ったり、誰かの言う方法をそのまま鵜呑みにして行っては、本当のあなたにとっての大切な生きる力にはならないのです。なので、色々な意見を聞いたり、様々な知恵を取り入れたりすることは必要ですが、最終的にあなた自身が決断して行う事が一番大切なのです。他人の意見やアドバイスなどはあなたが判断するための1つの題材なのだという捉え方で、決断していくことが必要になります。
少し話はそれましたが、久しぶりに会えたあなたをみてKさんが声をかけてきたときに、そのあとでMさんもKさん以上にあなたに声をかけてくれたときに、あなたが抱いた感情はなんだったのか、それらもよく分析してみる事が大切かと思います。おそらく、Mさんがあなたに声をかけている風景をみたKさんが、あなたに「嫉妬」という感情を持ってしまって距離をおかれてしまうんじゃないだろうかと、あなたが「不安」に思ったから、そういった思いになってしまったのだろうと考えています。つまり、そのとき、あなたの心の中には「不安」といった負の感情を抱いてしまったのでしょう。このとき、なぜなんだろう、どうしてなんだろう、どうすればよいんだろう、なぜ、どうして、どうすれば・・・と、それらを思った原因をよく自分の心を観察して、正す方法が見つけられ、その方法であなたが解決していこうとすれば、あなたの心はとても成長していきます。
あなたが「不安」に思ったシナリオを強く思うと、本当にそれが現実化してしまいます。「Kさんが嫉妬して、わたしのことを嫌ってしまうんじゃないだろうか」という思いを抱くと、本当にそれが現実化してしまうのです。あなたが、そのとき、そう「不安」に思うことなく、プラスのシナリオを作って思っていたら、それもあなたがそう思ったとおりに現実化するようになるということです。私達が住む世界は、何かしらこういった要素が自分の周りの世界に影響を与えるようなことになっているようです。例えば、このとき、Mさんも精一杯あなたの名前を呼んで歓迎してくれているのを見たKさんは、「アキはこんなに皆から大切にされているんだ」って再認識させられ、さらにあなたがとても大切であるという思いが強くなり、Kさんはもっとあなたのことを好きになってしまう・・・。このようなストーリーを描けば、本当にKさんがそう思うようになるのです。
しかし、Mさんが抱きついてきたときに、あなたが強くMさんのことを嫌ってしまい、Mさんもそれを感じ取って、Mさんがあなたに声をかけづらくなってしまい、さらに、Mさんがあなたに好意を抱くような表現が少なくなってしまったら、Kさんだって、Mさんなどの様子を見たりして、あなたというあなたらしさのようなものを判断していると思うのですから、なので、Mさんがあなたを大切に思ってくれていなかったら、Kさんもあなたを見る印象が変わってしまい(つまり、Mさんを避けようとする感情をもったあなたを見たという事)、Kさんも今よりもあなたを大切に思えなくなってしまうかもしれません。つまり、あなたというあなたらしさは、あなたの周りにいる多くの人間の様子から作られるものなので、MさんやTさんが居てこそ、あなたらしさがKさんに伝わるのです。MさんやTさんがあなたを大切に思ってくれているから、Kさんもあなたのことを大切に思って、あなたは、Kさんのことが一番信頼できる友人であるのです。
まずは、自分の使う感情をよく把握することです。今、自分の心はどういう種類の感情の状態かということを、自分自身で感じ取るのです。そして、悪い想念を抱いていたら、なぜなのかと考え、どうしてそういったストーリーにしてしまったのかという事を見つけ出し、正しいストーリーに描きなおす事が大切です。人が使う感情には様々な種類があり、それらを上手く使いこなせるようになってこそ、上手な生き方をマスターしていけるのです。少しづつ、1歩1歩1つ1つの壁を解決していくようにして行けたら、きっと、あなたは、ある日、ビックリするくらいに心が成長している事かと思います。自分の心に浮ぶ物を大切にしてください。良くない感情を持った場合も、それを大切にしてください。それと向き合い、解決方法を自分の心で見出していくことが、生きる力につながっています。
最後に、ここは、1つ、勉強のつもりで、今から言う事を身に付けてもらいたいのです。この宇宙の中で、永遠に不変なことですので、よく覚えてもらいたいのです。
人が使う感情は、さまざまな種類があります。大雑把にあげてみます。
・『信頼、中立、楽観、意欲、許し、受容、至福感、落ち着き、理解、愛、喜び』
・『屈辱(くつじょく)、罪悪感、絶望、恥じ、後悔、悲惨、不安、恐怖、切望、欲望、憎しみ、怒り、軽蔑(けいべつ)』
などなど。
二つに分けたのには、意味があります。
後者の方の感情を使えば、繰り返されます。繰り返されるとは、あなたの人生の中で、そう思ってしまう出来事が、再び何回も訪れるということです。それらを使っている限り、抜け出す事は、永遠に出来ません。あなたが気づかない限り、絶対に抜け出せません。しかし、もし、あなたが前者のほうに方向転換できた時は、後者の感情を繰り返すことは、ありません。
大切な事は、何よりも、自分の感情を自分で、「今はどういう感情か」といったことを意識して、いつもそれを心がけるように生きることです。
今、自分の感情は、どちらのどれなのかを見極め、自分の気持ちを『信頼、中立、楽観、意欲、許し、受容、至福感、落ち着き、理解、愛、喜び』といったそれらの感情を使うように意識するのです。そして、『屈辱(くつじょく)、罪悪感、絶望、恥じ、後悔、悲惨、不安、恐怖、切望、欲望、憎しみ、怒り、軽蔑(けいべつ)』といった感情を意識して使わないようにしましょう。もし、それを使っていると感じたら、「これではいけない!!」と、意識的に、『信頼、許し、愛、喜び・・・』といった感情に修正できるようになってもらいたいものです。もちろん、ただ単に感情を良いほうに持っていくのではなく、《その原因がいったいなんであるのか》、《どうして、そういう風に捉えてしまったのか》、なぜ、どうやって、どうすれば・・・、このように、1つ1つ心の中で分析して、良い感情に持っていくには、どういう風に考えればよいのかという事を見つけてから、気持ちを良い方向へ変換するようにするのです。プラスの感情を多く扱えるようになると、きっと、きっと、今まで以上の、充実した毎日が送れることと思います。
最後にもう一度言いますが、その都度、自分の感情を把握するようにして、先ほどの知識をもとに、自分で自分の心を上手にコントロールできるようになれれば、心はどんどん成長していくことでしょう。自分の心の中に浮ぶものを大切にしてくださいね!。
(当てはまらない部分も多くあるかと思いますが、何かを感じていただけたら良いなという思いで書きました。何かを感じていただければ嬉しいです!。読んでいただきありがとうございました!。)
|
|