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▼マシュ・マロンさん:
マシュ・マロンさん、こんにちは。あなたは
まるごと「いい子」という人ですか? 違い
ますよね。それはあなたの部分ですよね。でも、
部分にもかからず、あなたにとりついて、
自分の気持ちを詰まらせ、偽らせ、あなたを
苦しめていますね。
その「いい子」には手下がいます。「ダメダメ君」です。
ダメダメ君は「ほら、そんなんじゃ誰も仲良く
してくれないぞ、ほんとにダメだな」とあなたの
耳元でささやきます。それに怖くなったあなたは、
見事に「いい子」にとりつかれます。
「いい子」にとりつかれているときは、耳元に
常に「ダメダメ君」がいますから、人のちょっと
した一言でも「ダメ」が倍増されて、あなたには
聞こえますので、大きく傷つきますね。そして、
さらに「いい子」の支配が強くなります。
「いい子」と「ダメダメ君」の連係プレーって
すごく強くて上手ですよね。この二つ、どうにか
したいと思いますよね。敵に勝つには、敵を
知ること。そして最後は敵を滅ぼすのではなく、
手を組むことです。
「いい子」と「ダメダメ君」はあなたにとても
素晴らしい長所を育てたことも、また事実です。
それはご自分であげられていますね。ただ、支配を
許すと、自分を苦しめる短所も同時にもってしまう。
「どうにかしたい」と思う前に、その二つが
何を言いたくて、どうしたいのか、「声」を
聞いてみたらいかが? 長所を育てもしてくれた
ということは、実はあなたを懸命に守ろうとして
りるかもしれません。
きっと、ずいぶん前から、あなたと一緒にいます
よね。思い出してみれば、わかると思います。
その二つを「お前ら出て行け!」といっても、
そう簡単には離れてくれないと思いますので、
その部分も「実は自分の大切なものだった」と
とらえて対話し、手を組んでみるというのは
どうでしょう。きっと、何か気づけるかもしれ
ません。
≪規約同意済み≫
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