|
▼サムさん:
>@どうしたら親を許せるのでしょう?
私が貴方の文章を読んだ限りではどうして「許す」という概念が出てくるのかが理解できませんでした。そもそも、コネというのは無くて当然のものですし、コネは横行してはならないのです。社会正義の実現と人々の平等を守る法曹を目指す者としてそれは分かっているのではないかと思いますし、分かっていると期待したいところです。
貴方がコネが使えなくて辛い思いをしたようですが、他の大多数の学生にとってはそれが当たり前だったのです。
また、コネというものが果たして正常に機能したかどうかというのも疑問です。貴方が実力で合格したにも拘らず「私のおかげで合格できたんだぞ」と言ってくるかもしれませんし、不合格だった場合は「私は手を尽くしたんだが、君の努力がもう少し足りなかったようだな。惜しかったんだが」とごまかされるかもしれません。
多くの人にとって初めから無くて当然のものだったんですから、コネなんか最初から無かったと割り切る以外ないでしょう。厳しいですが、自分の力で壁を乗り越えられない人が、司法試験のような難関試験を乗り越えられるとは思いません。
司法試験は実力が全ての世界です。最初からコネなどの人脈に頼ろうとする貴方には向いていないように思われます。
>A結果のでない司法試験を諦め新たな道を進むべきでしょうか?
31歳とのことですので、公務員試験も受験資格が無いか、極めて限定されているのではないかと思われます。民間企業の場合は新卒でない限り厳しいですし、新卒でなくても雇用されるのは、せいぜい1年か2年オーバーくらいまでです。それについても他人より何らかの優れたものがあってのことです。
現行司法試験ももはや無いも同然の状態になりますし、近い将来無くなります。どうしても法曹になりたいならば、法科大学院に進学した方がいいでしょう。但し、3年後、早くて2年後には同じような苦しみを味わうことを覚悟しなくてはなりませんが。
貴方の場合、幸い人脈に恵まれているようですから、もう少し難易度の低い資格試験を突破して独立開業するのも一つの手段です。通常ならば「試験合格の難易度」と「独立後の経営の安定度」は反比例する傾向にあるので勧めませんが、貴方の場合は強力な人脈があるそうですから何とかなりませんか?
何とかなりそうにない場合、貴方が信頼していたコネって意外と弱いものだったかもしれませんね。人なんて、困った時ほど協力してくれないものですし。
ただ、法律の専門家の世界は、コネだけでは生きていけません。当然それに伴った実力がないと顧客は離れていくでしょうしね。
ただ、貴方が毎年のように択一試験を突破し、論文の成績も好調であともう一歩というのなら「今年だけ」と期限を決めて賭けてみるのもまた人生です。ただ択一に落ちていたり、論文で一科目でもFやGをとっているというのならば即刻撤退を勧めます。
≪規約同意済み≫
|
|