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▼サラさん:
>≪厳しいアドバイスはご遠慮ください≫
>≪女性≫
>≪40代≫
>結婚して20年、子供たちもようやく大学生になり、子育ても終わろうとしています。
私は離婚以来10年たち、子供達は大学生です。
子育ての「義務」は高校卒業までだと思っていますが、今は「義務」ではなく、私にできるだけのことをしているつもりです。
>結婚して子供が出来て、子育てが大変な時期も主人は何も手助けしてくれず、ずっと私一人で頑張ってきました。
サラさんは「専業主婦」だそうですが、専業主婦とその夫との関係はどうあるべきだと思っているのでしょうか?夫婦でそのことについて同意納得していたのでしょうか?それとも同意納得していないまま夫婦で居続けたのでしょうか?「夫婦の分業」を納得して実行してきたのだとすると、今頃になって過去のことを引き出してくるのも、ちょっと同意も同情もしかねます。
「ずっと私一人で頑張ってきた」というのも、何が客観的な事実なのかも理解できません。私から見ると「子育てをずっと私一人で頑張ってきた」と言えるのは、専業主婦ではなく、母子家庭として一人で子育てをして来た人に相応しい言い方だと思います。専業主婦が「専業主婦」で居られるのは、他の人が収入を得てその収入で生活が成り立っているからだろうと思います。
私は、専業主婦でも兼業主婦でも、結婚している夫婦関係なら、その収入は夫婦二人の共同収入だと思っています。そういう意味でも、二人で結婚生活を維持してきたのだし家庭も維持してきたと思います。子育ての仕方はどうしなければならないということではなく、その夫婦が両親として一単位でちゃんとなされていれば良いということのように感じます。
夫(子供の父親)が長期出張であっても、単身で海外駐在であっても、子育ては両親(夫婦)としての子育てだと思います。子育てについて不満があるのなら、その時点で解決するのが真の夫婦だと思います。
>私が忙しくて大変でも主人には頼られ、恨みつらみがたまり、いつのまにか主人と居るのが嫌だと想うようになりました。
頼り頼られるのが夫婦なのではないでしょうか?頼られたのが「恨みつらみ」の理由であるとすれば、「お門違い」のようにも感じます。それとも、妻は夫に一方的に頼る存在で、夫は妻に一方的に頼られる存在でなければならないのでしょうか?
夫婦は「お互い様」のように感じます。関係というのは一人が作り出すものではないように感じます。とかく人間は問題が起こると、「自分は問題の原因ではなく、他人が問題の原因だ」と思いがちだとは思いますが、実際には、夫婦関係で一人が一方的に問題の原因になるということは、心の病が原因な場合以外にはありえないような気がしますし、心の病だってその病の原因やきっかけは心を病んでいる人だけが一方的な原因であることは少ないだろうと思います。
「恨みつらみ」ということは、自分は悪くない、他人が一方的に悪いと信じているとき以外にはありえない感情だろうと思います。そういう考え方から見ると、「恨みつらみ」を感じ始める以前から、夫婦がお互いに夫婦的な関係を感じていなかっただろうし、夫婦関係を育てることもしてこなかったのではないかと感じます。
>こんな状態であれば、離婚を考えたほうがいいのかと考えますが、いくら子供たちも自立していくとはいえ、やはり両親が離婚すると寂しく想うかとも想い、悩んでおります。
どんな理由であれ原因であれ、一人が離婚した方が良いと思えば、夫婦関係は実質的には成り立たないものだろうと思います。実質的に離婚関係にある夫婦が、離婚届を提出しなくても、夫婦的関係ではなくなっているのだと思います。そういう二人が、子供がいるという理由だけで離婚しないまま同居し続けるということは、欺瞞でしょう。嘘の生き方でしょう。
そのような生き方など子供から見ても、「子供のために離婚をしない」など有りがた迷惑でしかないだろうと思います。「両親が離婚すると寂しく思う」かどうかは、夫婦(両親)の現実の関係を子供に話をして、離婚を考えるまでになっていることもはっきりと伝え、また、子供が寂しいかも知れないと思い決心がつきかねていることもはっきりと伝え、子供の意見を聞くしかないだろうと思います。
子供がどう反応するかは、子供によるだろうと思います。
私の場合も、上の子は、そこまでになっているのならと受け入れ、下の子は拒絶反応を示しました。それでも、子供のことを考えても離婚する方が良いという結論を出した私達「夫婦」は、もちろん離婚を実行しました。
私達の場合は、子供の両親であることは離婚によってなくならないことを確認していたので、離婚後も子供達の両親として親としての権利も義務も楽しさも苦しみも折半してきました。子供と親としての関係は10年間切れたことはありません。今も子供達は両親を両親として関係を維持しています。離婚した当事者である元夫婦は、今も子供達との関係は両親であり、今も両親としての関係はもちろん子供達の両親です。離婚したからと言っても、子供達の両親であることは無くなりません。
法律的にも実質的にも、離婚した元夫婦であり、子供達の両親でもあるということになります。子供達のサポートは精神的にも経済的にも元夫婦二人とも実行しているし、子供達の活動のサポートも元夫婦二人とも実行してきました。
そういう私から見ると「子供のためを思って離婚しない」ことなど、子供のためにもならないし、もちろん「元」夫婦のためにもならないとしか思えません。
問題は、「専業主婦」は、自立して生きてゆけるのかどうかでしょう。その覚悟があり、その目処がついているのであれば、離婚を避ける必要などないと思いますし、却って、そのような関係になってしまったのなら、離婚する方が、子供のためでもあるように感じます。
それは「私」の感覚であって、サラさんの子供達がどう感じるかは、また別問題です。私は当事者ではなく、子供達は当事者です。子供達のためにどうこう考えるなら、子供達にすべてを話して、子供達の意見を聞くべきだろうと思います。
≪規約同意済み≫
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