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▼白兎さん:
そのお友達をなだめたり、連絡を取り合っているということは、
白兎さんはお友達が根っからの悪者ではないということにきづいていらっしゃるのですね。
私の友人にもそのような人物がいます。
その友人は、精神を病んでいます。
友人は親から大切にされて育ったわけではありません。
さらに、親に自分の意見を伝える勇気もなかった。
学校でもいじめられる。
そんな中で築き上げたものが、論理という普遍の世界、最大の自己防衛だったのです。
彼は根っからまじめで、曲がったことが大嫌い、白黒つけなくてはいられない性格でした。
攻撃的な一面が出るとそれまでの温和な人格が全部吹き飛んでしまうのです。
私もその攻撃にたびたびあいます。
なんだ、このやろうと反撃することもしばしばです。
でも、ふと考えるのです。
精神を病んでいるのはどちらなのだろうかと。
善と悪、普通の人と狂人とは相反するものではありません。
互いが互いに内在するものです。
これだけ困難な社会の中にいて、
なんのトラブルもなく過ごしていけることは、恐ろしいと思います。
社会では、仮面をかぶりつづけられた人が善で、息苦しくて仮面を取り外し牙をむいたひとが悪と位置づけられる傾向があります。
お友達が苦しんでいるのはこのギャップであるような気がします。
話が長くなりました。
たぶん白兎さんのお友達は、善と悪、矛盾などと必死に戦っているのだと思います。怒りは、自分を認めてほしいというSOSだと思います。
白兎さんが本当にお友達を思うなら、どんなに腹が立っても連絡を絶たず、見守ってあげてください。
もし怒りのメール攻撃をうけたら、形だけでも受け入れてあげて、
数日後に天気や風邪引いてないかなど、差し障りのない内容のメールをしてあげるとよいのではないでしょうか。
怒りを散らした人は、その後自己嫌悪に陥ってしまったりします。
そこをよいタイミングでフォローしてあげるのがあなたの役目です。
いじめと受け取れることはよくわかります。
嫌がらせにしか思えませんものね。
でも、実は、そうではないと思いますよ。
あなたのことを頼りにしているから、あなたにだけそうしてしまうのではないかしら。
大変でしょうが、学校が離れたことが何よりの幸いと思います。
メールのやりとりをうまく活用してがんばってください。
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