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MSさんの考えは全く以って正しいと思います。
30歳も過ぎた大人が親に現実面でも精神面でも頼る、というのは確かにおかしなことだと思います。
ただ、以下に書くことは「結果として」のことかも知れないんですが、
40代の私がこれまで色んな人を見てきた中で、年老いても我が子のことで苦労がある人はボケない、あるいは身体も歳の割りに元気だったりする、ということがあります。
老いてもしっかりしているから子どもが頼る、ということでもあるのでしょうけれどどうもそれだけではない。「まだまだ私がしっかりしなければ」の気持ちが気力体力を持たせるように思います。
私の祖父の幼馴染の友人の話ですが、何らかの事情で70才過ぎてから男一人で(奥さんは早くに亡くなられていた)まだ幼い孫3人(!)を育てていました。
育ちの良さそうな老紳士でしたが、それまで頭脳明晰とは言いがたくなったいたのが子育てするようになってからしっかりしてきて若く見えるようになってきたそうです。70過ぎての子育てなんて苦労の方が多いと想像できるのですが、それでも「結果としては」そうなったのです。
限度の越えた心労は老いた身には耐えられないでしょうけれど、ある程度のことはあった方が老いが進みにくいような気がします。
後はMSさんがお兄さんと親御さんとの関係をどう捉えるか、単に「それは間違っている」とのみ思うだけか、他の面から見ることも考えるか、です。
それから余分ですが、親って子どもが40になっても50になっても、何も心配事が無くても明かさなくても、まるで我が子がまだ小学生かのように心配するってところはありますよ。
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