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僕は今ソフトウェア会社にいるんですが、年齢は20代30代ばかりで若いですけど、やっぱり同じ悩みがありますよ。
技術者は本当にプライド命です。
だから、気をつけないと一般会社員の感覚でそのままコミュニケーションしようとすると彼らを怒らせ失敗することが多いです。
この辺の感覚は自分自身が技術者か、技術者の世界をよく理解した人間でないと分からないですね。
僕も何を言ったら彼らの逆鱗にふれるのか予想がつかなくて感覚がつかめていないので苦労します。
他の技術者畑から管理系になった人に言わせると、僕らがその辺の感覚を理解できないことが不思議に感じるようですが、本当にどうして怒り出すのか分からないものは分からないし。
クリエイターとかエンジニアとか技術者と話すときは、僕は最新の注意を払って一般的なことでもマイナスの言葉を使わないように注意しています。
例:
1.○○社の△△と言う製品はバグが多いらしく、客からクレームが殺到している。
2.××社の◇◇という初心者向けと謳われているソフトウェアは、実際は初心者には使い方が難しくて敬遠されている。
・・・など。
自社製品と基本となる技術が共通だったりするとムッとされることも多いので、ソースの中身まで中身を詳しく知らないと何が逆鱗に触れるかわからないですし、こういうマイナスの言葉は口にしません。
言う時は、こういう言い方をしています。
1..○○社の△△と言う製品はバグが多いなんて噂があるようですが、本当なんでしょうかね?
2.初心者向けと謳っているのに初心者には難しいなんて言われたら、せっかく必死に頑張って開発されただろうに開発者の方々は悲しんでおられるでしょうね。
とにかく開発の苦労を理解しようとする方向で話します。
すると、あの製品は実はここがダメだったんだ、でも、自社製品はそうならないようこういう工夫をしようと思ってるとかいろいろたくさん話してくれることが多いです。
他の方が既にアドバイスされている通り、どうしたら問題を解決できるでしょうか?私では分からないので、すみませんが助けていただけないでしょうか?、という感じで頼っていくと、本腰入れて実力を発揮してくれるようになると思います。
僕はやったことないけど、技術職はほんとにすごい努力と汗の結晶で技術を身に付けていると思うので、それを僕らが軽く考えているのが伝わると彼らも心を閉ざしてつんけんするようです。
誰だってそうですよね。絶対に譲れない部分というのがある。
それを理解していけば必ずコミュニケーションが円滑にすすむようになると思います。
≪規約同意済み≫
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