|
▼春風 麗♪さん、こんにちは。
私は29歳です。
私とまったく同じような思いをしている子がやっぱりいるんだなぁと思いました。
私はもう結婚していますが、私の父も、ものすごくキレやすい性質のひとで、
キレると、ガラスは割るわ、灰皿はとんでくるわ、調理人なので、フライパンはとんでくるわ、蹴られるわ、それはそれはひどい有様でした。
母も顔にあざをつくっていることがたびたびでした。
でも、普段は、どの家庭の父親よりも愛情が深くて、人生観をもっているひとでした。この二重人格者としかいえないような矛盾した愛情と束縛のもとで育った私は、親の機嫌をそこねないようそこねないように優等生で育ちましたが
あるときプツンとキレてしまいました。
大学を中退して、家出を繰り返し、捜索願も出された私は、人知れぬ苦労を重ねて今は平和な幸せな日々を送っていますが、このときのショックで、母は目が見えなくなり、たった半年で、真っ黒だった髪が残らず真っ白になりました。
今でこそ、こうやって振り返ることができますが、父の暴力のしたにいたころは、恐怖と怒りで、でもどうすることもできませんでした。
今思います。あのとき、どうすればよかったんだろう。
でも一つ、私なりに解決した点はありました。
高校生になったばかりの頃だったでしょうか。
やっぱり父がキレて私に暴力をふるったとき、
「なんでもかんでも暴力ふるえばいいと思って!!」と私が怒鳴ったのです。
一瞬父は動きが止まって、何か考えたようでした。
そのときもやはり父の目はめらめら燃えていましたが、
それ以来、殴ったり蹴ったりされることだけはなかったように思います。
父からの威圧感の恐怖は、私たちの心にも傷を残します。
我慢しているといつか爆発します。
どうすればよかったのか。
私は優等生だったから、誰にも家庭のトラブルを相談することができなかった。弱みを見せたくなかったのかもしれない。
学校の先生や、保健室の先生や、あまりにひどいなら、ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力)の相談所に問い合わせてみてはどうでしょうか。
或いは、お父さんが冷静なときをみはからって、手紙を書いてみてはどうでしょうか。私は、平和な生活を送っているけれども、記憶にふたをしただけで、父とは心底わかりあえてはいないままです。
でも、父は必ず私より先に死んでしまいます。
それまでには、心から和解して、父を許してあげたい。
お父さんはきっと何か心の病で、そうなっているのかもしれない。
でも、将来のある麗さんのほうが大事です。
お父さんが目を覚ましてくれますように。
≪規約同意済み≫
|
|