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▼えりこさん:
親子の間では、ついつい遠慮の無い態度になってしまうことがあります。お母様も人間ですから、気持ちのコントロールができないこともあるのでしょう。遠慮が無い分、甘えてしまうこともあるのかもしれません。
しかしながら、だからといって、そこに愛情が無いわけではありません。血のつながった関係ではあっても、別の個ですから、「こういう部分は好きではない」という感情があっても不思議なことではありません。
私は、主人や友人との間では、ほとんど衝突することはありませんが、実の両親とは激しくぶつかることがあります。お互いにお互いのことをよく知っているために、一番触れて欲しくないところを上手に突いてしまうのかもしれませんし、本音を受け入れて欲しい、という甘えがお互いにあるのかもしれません。しかしながら、だからといって、親子の間の愛情が無くなったりはしません。どんなに激しくぶつかっても、それで修復不可能になるのではない、ということをお互いが何となくわかっているのだろうとも思います。
えりこさんの年齢はわかりませんが、お母様のヒステリーは、しんどさに向けられたものであって、えりこさんご自身に向けられたものではない、ということが理解できれば、お母様の機嫌や発言に気持ちが振り回されてしまうことが少なくなるのではないか、と思います。
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