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▼紫さん:
投稿を読ませて頂きましたが、私の中学・高校時代を思い出して胸が痛くなりました。私にはもう十年ほど前のことですが、もう二度と、あんな思いをする学校生活には戻りたくないと痛烈に感じています。
一人になりたくないって気持ち、すごくよく分かります。単純に寂しい、人恋しいっていうのもあるけど、何より、「一人でいる自分」が周りからどう見られるかを考えると怖くなっちゃうんですよね。「あの子いじめられてるんだ…」「友達いないんだ…」って思われるんじゃないかって…。だからこそ、必死で「いつも一緒にいる仲間」を作ろうとしたし、作れなかったときや、体育祭とかのイベントでそういう仲間と一緒に組めなかったりすると、猛烈に不安になったりしたものです。
けれど…いつも「誰かと一緒にならなきゃ。一人にならないようにしなきゃ」って思いつづけるの、正直疲れませんか? 私はすごく疲れました。
大人になった今だから言えることかも知れませんが、一人でいたっていいじゃないかって思います。一人になるのを恐れるあまり、必死で仲間を作ろうとしている姿は、正直あまり気持ちのいいものではありませんよ。一人でいたとしても、肩身が狭そうにしているのではなく、堂々としていれば、周りもそんなあーだこーだ言わないと思うし、言ってたとしても気にならなくなると思います。
学校生活という狭い世界の中では非常に難しいことだとおもいますが、一人でいることへの恐怖、周りの目を恐れる気持ち、これから自由になれば、本当に毎日楽になります。私自身そうだったから…。「あの子じゃ駄目!」「この子ならいい!」「あの子を取られた!」「一人になっちゃう!」「この子と一緒にいたら○○って思われる!」…そんなことばかりを考えなくてはならない友達関係なんて、ほんとに薄っぺらだし、自分のためにもなりませんよ。
悪い意味じゃなく、もうちょっとテキトーな人付き合いをしてみたらどうでしょうか。一人でいるならそれでいい、今日たまたま話ができる子ができたらその子と楽しく話す、次の日その子が別の子とばかり話していても気にしない…そんなふうに、いい意味で「広く浅く」人付き合いをしてみたらいいと思います。大勢の同級生の中で、もっと自由に身を処してみるって感じでしょうか…一言でいうと、もっと強くなって欲しいと思います。そのうちに、本当に気の合う友達ができると思います。そうしてできた友情は、ちょっとやそっとで壊れたりはしません。
その場しのぎ(一人にならないため、とかの理由で)の自己防衛的な友情と、自分がある意味ホレた友達と、どっちがあなたのためになりますか? 自己防衛のためにできた友達関係は、それを崩そうとすまいと奮闘するあまり、どんどん自分に無理をかけ、ちょっとのことで悩み、恐れて、自分がボロボロになりますよ。
長々と書いてしまったけど、結論は一人でいることを恐れずに、周りの目を気にすることからもっと自由になろう!ってことです。もちろん、たやすいことではないです。まして狭い学校生活の中では…。けれど、正直今の紫さんは痛々しいのです。ちょっと勇気を出して強くなれば、もっとのびのびできるのに、って思うんです。
それと最後に…。周りの目を気にしてある特定の子と付き合うのを避ける、という考えはやめたほうがいいと思う。あなた自身がその子(ここではTさんかな)をどう思うかを考えて欲しいです。あなたが考えてもその子は自分と合わないって思うなら、何も一緒にいることはないけれど…。周りの目(仲間内での地位とか男うけとか)を気にして付き合う人を選ぶってのは、言い方きついけど、人間の醜い一面だと思います。なんか、ネームバリューで人を選んでるみたいな感じがする。大事なのは、あなたが自分の心で考えて、心地良いと思うか、そうでないか。
これも難しいことです。私自身もえばって言えることじゃないんだけど。でも、そのほうが、絶対自分も楽になるし、幸せになれるんじゃないかなあって思う。
周りの目から自由になるって難しいし、苦痛も伴うけど、けど努力する価値はあると思います。人生一度しかないんだから、のびのび生きられたたほうがいいと思うから…。私も、中学高校の頃にこのくらいの心意気があれば、もっと楽に過ごせたのになあ…っていつも思いますもん^^;
いろいろ言ってしまったけど、がんばって!
≪規約同意済み≫
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