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▼さかなさん:
誰が正しくて誰が間違っているのか、ということを議論して解決する問題ではないのだろうと思います。家や嫁に対する考え方、というのは理屈ではなく、時代や地域などによって、様々なのです。要は、さかなさんがご主人のご両親の考えを受け入れることができるかどうか、ということだろうと思います。
さかなさんが、今の状況はどうしても受け入れられないのでしたら、現状を改善するために、具体的に何をしたら良いのか、何ができるか、ということを考えられた方が良いと思います。
結納や結婚式のことは、そのときは、ご主人のご両親の希望を拒否することは難しいと判断せざるを得ない事情があったのだろうと思います。しかしながら、現在のことやこれからのことは、さかなさんとご主人で変えていくことができ得るだろうと思います。
例えば、当初の約束とちがうから、ということで社宅に入ることも可能かもしれません。結納金も、元々は辞退したいものだったからと、お返ししても良いかもしれません。実家のお母様のお世話に行かれても良いと思います。でも、快く理解してもらうことは期待なさらないことです。
いずれにしても、さかなさんとご主人がどのような生活がしたいのか、ということと、何よりもご主人がご両親と対決(言葉は悪いのですが)する気持ちがあるのか、ということではないでしょうか。
現状がご主人の望む生活ではないにしても、ご自身のご両親の希望に背くことができないとか、ご自身も長男としてご両親の望むかたちで家を継がなければならない、と思っていらっしゃるのであれば、現状を打破することは大変難しいことかもしれません。また、「根本的に考え方がちがう」というのは、前提であって、結論ではありません。「根本的に考え方がちがう」ことは、何の言い訳にもなりませんし、解決案を考えることを止める理由にもならないだろうと思います。
まずは、何が正解なのか、ということではなく、ご自身はどうなさりたいのか、ということを考えて、ご主人と話し合われた方が良いと思います。もし、ご主人が現状を受け入れるしかない、と仰るようでしたら、ご主人との夫婦関係を続けていくために、ご主人のご両親の考え方を果たして受け入れることができるのかどうか、ということを考えられた方が良いように思います。
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