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【4393】仕事の量と、優先順位
 toku  - 05/3/14(月) 10:14 -

引用なし
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   はじめまして。

>業務内容は自分が本当に理想とするもの
 
 今の仕事にやりがいと充足感を感じられるのならば、仕事を1つ1つこなしていく事に対しては、苦手な部分とか上手く出来ない部分はほとんど無く、スムーズに仕事をさばいて行く力は十分に持っておられるのですね。しかし、あなたはどんどん仕事をさばく事は出来ても、その量があまりにも膨大で、自分の時間が持てないでいる事に大きな苦痛を感じていらっしゃるのです。一番初めに考えた事は、労働時間を延ばして、睡眠時間などの自分の時間を減らすことによって、単位労働時間当りの負荷を減らして、その苦痛をやわらげようと考えるでしょう。そして次に多くの人は、仕事の効率を見直して改善することを試みるという方法を考えるでしょう。しかし、今まで何回も効率の向上をしてきて、もうこれ以上効率を改善する余地が無くほとんど限界に近いという場合は、むしろそのような事を考えても仕方がありません。そして、次に考える事は、仕事量が身体能力の限界を超える事を防ぐために、意図的に仕事量を減らす(計画赤字)方法を考えます。こうすると、問題は、仕事量は減って同時に売上も下がってしまうということです。しかし、この方法だと、あなたが働いているところでは、赤字になってしまうという事です。本来なら、赤字にはならなくても、利益が減る程度であれば、計画を実行する事もスムーズに行くと思いますが、赤字になるようならば、実現は難しいです。ではいったいどうしたらよいのか。


 このようなことを考える上で大切になってくるのは、自分の心の中に優先順位を作る事です。何を一番優先にして、何を一番下に持ってくるかということです。しかし、全部が上にありたい事は解りますが、あなたもお解りの通り自然の法則からして不可能ですね。いまのあなたの状態は、それらの優先順位がバラバラの状態なのです。では順位の欄に並べるカードには、どんな種類があるでしょうか。

自分の時間、仕事の充足感、名誉、会社の利益、上司の気持ち、部下の気持ち、給料、家庭、睡眠、お客さん、会社の方針、世間体、・・・・・。

 まだ他にも色々あると思いますが、ざっとこんな具合でしょうか。これらの満足感を得るために忘れてはならない絶対条件があります。これは、物理的肉体(身体)と霊的(精神的)な肉体が、宇宙的に見て正常に機能した健康な状態であることです。これを無くしてそれらを得る事は不可能です。要するに、自分というボディーがあるから、良い香り、美味しい食事、素敵な音楽、美しい女性を見ること感じる事、人の優しい心を感じる事が、はじめてできるのです。これらの感覚から、仕事の充足感に満足感を得たり、自分の名誉に満足感、会社の利益に満足感、上司の喜ぶ気持ちに満足感、部下の明るい心に満足感、給料の額に満足感、ホット一息つける家庭に満足感、ゆったり睡眠がとれる満足感、お客さんの笑顔に満足感、会社の方針が素敵だと感じる満足感、世間体は自分は良く見られているという満足感、・・・・を感じる事ができるのです。


 ということは、何が解るかと言いますと、肉体を正常な状態を維持するための喜びに費やすための時間が、かなり優先順位が高い状態である事が、本来人間としての自然的で健康的な考え方であります。その優先順位が宇宙的に見て自然で健康的な並びの状態であったなら、心に思う事を実行すれば、自然と状況がどんどん良い方向性に変化していく事でしょう。しかしもし、自分が心の中で描いた優先順位の高い位置に、そのようなものが位置付けて無い状態のままで、あなたの心に浮んだ最善と思われた解決方法を実行したら、良い結果を生む事は困難になるでしょう。さらに、どんどん良くない方向性に加速的に進んでいく事になります。このような事ではあってはなりません。


 おそらく、今のあなたは、自分が心の中で描いてきた優先順位が、自然的ではないために、本来の形に修正しようとしている最中なのです。自分の心の中をよく観察してみると、その優先順位の並びの高いの位置のものが、おかしいことに気付くと思います。それを、しっかりと修正できたのなら、よい方向性に物事が進んでいく事と思います。優先順位を自分の中で並べ替えた後に、もう一度自分の心の奥底を見てみると、思わぬものが高い位置にあることを知るかもしれません。見逃さないように、しっかり心の中を把握する事が大切になって来るでしょう。


 例えば、「こんな奇麗事いっても、実際にはそう簡単に改善できるわけがない」と思ったとします。すると、心の奥底にある優先順位の高い部分には、上司が喜んでくれるという満足感を得ようとする考えがあったり、会社の利益のために自分が犠牲になりたいという考え方であったり、名誉こそ大切だという考え方であったりするでしょう。この状態で、良い方向に進めるための考え方は生まれてこないのです。では、どんな配置であったら良いのでしょうか。まずは、必要最低絶対条件として、一番の高い位置には自分の身体を維持するためのものがあるとします。それを前提として次に高い位置に来る必要があるものは、自分とはなるべく直接的には関係の無いものの満足感に繋がるものが良いと感じます。例えば、「お客さんが心から喜んでくれる笑顔」や「仕事の内容が皆にとって毎日生き生きと喜びに感じている事」とか、「会社の方針が素晴らしい事」などです。つまり、自分たちの仕事は、お客さんが心から喜んでいるとはどうしても感じられない、仕事が毎日皆不満が多い、会社の方針が自分のことしか考えないような方針だから方向性がおかしいと感じる、ということも同じように、自分がこの先の行動を決断する上での優先順位の高い部分となるということです。このような考え方であったら、良い方向性に進める決断をしていける事でしょう。


 これとは対照的に、「名誉がほしい」「上司に褒められたい」「世間体を良く見られたい」「お金が沢山もらえる」ということです。または、名誉が得られないから、上司に褒められないから、世間体が良く見られないから、お金が沢山もらえないからということも、同じ意味です。このようでは良い方向性に進めるための考えが生まれたと思ったものが、逆によくない方向性の考え方になってしまいます。


(感じてみた事を書いてみましたが、参考になるかどうか際どいところです。とりあえず、何か心に響いたものがあったらそこから何かを感じていただけたらよいかと思っています。私があなたの書いた文章から感じてみたとき、やはり今のその仕事は、あなた自身の身体の基本的維持をするための大切な時間が奪われているという事と、他に効率などの改善の余地が難しいと見えます。そうした事から、既にどのように決断していけばよいかが見えていると思います。それを大切にしていけたら良いかと感じます!)
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