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愛には、大きく分けて三種類の愛があると思います。
一つ目は、「求めるだけの愛」です。
これは、相手に対して、要求をするだけの愛です。
心の中が「愛の欠乏感」に支配されていて、心が寂しい人の愛です。
二つ目は「取引の愛」です。
これは、ギブアンドテイクの愛で、
相手に愛を与えることはしますが、必ず、その見返りを求める愛です。
三つめは「与えるだけの愛」です。
「無償の愛」とも呼ばれ、相手を愛すること自体を、自分の幸福と考える愛です。
これらは上から、その人の心の中に蓄積されている「愛」の量の少なさによって
その状態は、可変的に決まっていきます。
そして、その人の心の状態によって、愛の心は、
この「三種類の愛」を行ったりきたりします。
離婚を強く考えるときは、
相手の心の状態が、いつも「求めるだけの愛」になっている場合や、
逆に、自分の心が、いつも「求めるだけの愛」になってしまっている場合が
多いようです。
もちろん、「取引の愛」が成立していないときも、
「損をしている」と考える方が、離婚を考えることはあります。
しかし、どちらか一方でも、「与えるだけの愛」の心で相手を見ていたら、
離婚をさけられる場合が多いと思います。
もし、仮に、あなたの心が、「求めるだけの愛」や「取引の愛」に縛られて
心の中の「愛」の量が足りなくなっていると思うなら、そのときは、
ご主人を責めたり、ご主人に愛されたいと思うことなどを一度やめて、
自分のために、自分の愛や時間をわがままに使って見ることです。
すなわち、自分で自分を愛してあげるのです。
そうすることよって、もし、あなたの心の中の「愛」の量が増えてきたら、
そのときに、もう一度、ご主人に向き合って見てはいかがでしょう。
また違う見方ができるかもしれません。
彼が、「求めるだけの愛」に縛られている場合は、
これは、彼の問題ですから、
あなたが彼の母のような気持ちで、彼のわがままを受け止め切れない場合は、
最終的には離婚もやむなしだと思います。
これはすべて、私の体験からですので
あくまでも、ひとつの考え方として見てください。
長文になってごめんなさい。
失礼、的外れはお許し下さい。
≪規約同意済み≫
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