|
えーと、文脈にもよるのですが、「平面構成」というのは「立体構成」の対義語でして、
要するに、三次元の構成に対する、二次元上の構成です。
「画面構成」といったほうが、より分かり易いかと思います。
例えば、まず白い画用紙を一枚用意してください。
その上に、赤い画用紙を四角く切ったものと、黒い画用紙を三角に切ったもの
を載せて、どの配置にすれば、良い構図となるか、色々動かしてみます。
これが「平面構成」です。
前述のように、実際に指すものは多義的で、例えば古典的な絵画だったら、
どこに人を配置するか、どこに建物をおくか、どう対象を枠内に入れるか、
といったものになるし、抽象絵画だったら、四角と三角を、どういった配置にするか、
如何に組み合わせるか、どういった色を使うか etc って感じです。
デザインの分野だと、紙面のレイアウト等ですね。ウェブ・サイトのデザインも、
平面構成です。↓ここも参照してください。
http://www.totemjapan.com/test/che.htm
>また、どんな学習で、どのように学べば身につくものなのでしょうか?
「平面構成」って課題は、美大の受験にもありまして、予備校なんかでは、
そういった授業なんかもあります。そのための参考書ももちろん出版されていて、
本屋で美術のコーナーの、絵画制作の手引き本だとか、美大受験の参考書の棚
を見れば、おいてあるはずです。ただ、あれが実際に役に立つかどうかは疑問ですね。
というのも、美大受験の「平面構成」ってのは、実際の作品をみてもらえばわかる
と思いますが、「受験のため作品」と言いましょうか、独特なものなんです。
実際のパッケージ・デザインだとか、雑誌のレイアウトや、ウェブ・サイトから
学んだ方が、ずっと良いかと。
時間とお金があるのでしたら、美大の受講生になることをお勧めします。
現在、少子化等、諸々の理由から、多くの美大でも、一授業から受けられる
受講生を募集していることが多いです。もちろん、試験はありません。
また、美大の予備校でやるような馬鹿馬鹿しいものもやらせません。
というか、そんなものを飛ばして、タイボグラフィーの授業を直接受けたほうがいいかも>goo参照です。よろしくお願いします。
|
|