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▼くるみさん:
>親子関係よりも環境が複雑で、人と違った中で育ったのでそのことも入ってていると思うんです。なんとなく、そういう分野を学んだので頭で理解してるし、知ってるから尚更自分を下にみてしまうし、他人を攻撃するというか出来ない人?ではないけれど、ちょっと人とは違う人を見下したい。って思ってて、普段はそういうのはないんですが、ストレスがたまったり不安になると、自分より劣ってる人がいると安心するというか・・・。でも、今はそういう対象がいないから・・っていう部分もあって、世界で一番自分がだめなんだとか考えちゃって。。。
人はそれぞれ違うのが現実ですが、他者をひっくる
めて一般として、それとの違いを優越や劣等として
感じ取っていくことはとっても苦しいことなんですね。
自己評価、つまり自尊心がないか、低いかしていると
他と比べて優越を感じることによって回復をはかる、
わざわざ劣等を感じて苦しんだりすることになります。
私たちは承認をされていないと息苦しくなる生き物。
人からほめられたり、認められたりすることはとても
うれしいことですが、大切なのは自分が自分を承認
していること。「私は私でいい、私は大切」という
感覚がです。
これがないと人間関係につまづきますね。どうしても
「人に必要とされる必要」という思い通りにならない
欲求を根底にした行動やコミュニケーションになり
がちですので、結局は他者に振り回される形で疲れ
切ってしまう。
>いいえ、たぶん前から時が止まってて なかなかその時間から時計が動いてないんです。そんな状態です。
そんな感覚を持っているということを、私は評価して
いますよ。なぜ苦しいのだろう、どうしたらいいのだろう
ということを考えていくための、大きなきっかけに
なると思います。
自尊心を回復していきましょう。これは情緒の課題です。
「私は私」という感覚。心理学でいう自己同一、自我同一
というものです。何かしら背景があって、それを協力に
妨げている情緒がくるみさんの中にあるのでしょう。
それは往々にして、幼少期の不安と恐れ、悲しみ、大きな
寂しさといった過去の満たされていない感覚が、今に
影響していると思われます。過去のことはどうにも
できないとお思いでしょう。過去の出来事は変えることは
できませんが、記憶にまつわる情緒は現在の問題です。
感情は変化させることができますよ。
くるみさんのさしあたっての課題は自尊心回復と情緒の
扱いと解決かと思います。自尊心の最も簡単な回復の
しかたは、心の中で肯定的な言葉を流し続けること。
「ありがとう、ありがとうございます」でもいい、
「私はありのままの○○(自分の名前)を受け入れよう」
でもいい、受け入れや承認の肯定的kなフレーズを繰り返し
言うこと。一切、自分の中に「ダメなんだ」という言葉を
心の中でアナウンスしないということですね。
、
長年、積み重ねてきた自己否定や自己嫌悪を止めて、
自己肯定の練習に切り替えることです。否定も嫌悪も
理屈ではなく「そうした歴史」です。自己肯定する
歩みにどうぞ遠慮なく変更されてください。これは
頭でわかることではなく、「してなんぼ」の世界です。
≪規約同意済み≫
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