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むつみさん始めまして
僕が大人の女性と感じたある出来事がありました。
それは、僕が24歳の時に一つ年上の彼女と付き合ったある日の出来事でした。
彼女がレストランに入る前に「今日は私がおごるからね」と言いました。
席に座ると、「好きなもの頼んでいいから」と言いました。
僕の食事が終わる頃・・・「財布を貸せて」とテーブルの下から手を出しました。
僕が財布を渡すと彼女が見えないように、自分の財布からお金を僕の財布に入れてまた、テーブルの下から「ハイ」と小声で僕に財布を返してくれました。
その時はよく解らなかったが、会計の時に・・そうだったのかと解りました。
つまり、彼女は他人にアイツ女におごってもらってると思わせたくなかったのです。
これには、もう大人の女性を感じて惚れ直しました。
服装だって黒の少し短めのスカートに、白のブラウスでした。
勿論ハイヒールで背筋を伸ばして綺麗に歩くのです。
彼女がジュースを飲みながら、ウインクすると胸が痛くなりました。
物凄く足が綺麗で僕が足が見たいと言うと、車の中で見せてくれました。
これは余計な事でした。
財布の出来事が大人の女性を演出し、白と黒のシンプルな服装がより彼女自身を眩しく見せました。
その姿は真夏の海の煌きとして、今も僕の心に繰り返し波の様に押し寄せてくる。
青春の想い出です。
≪規約同意済み≫
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