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▼ちゅうたさん:
厳しい言葉ですけど、真剣にお話しますので聞いて下さいね。
ご自分でもお分かりになるように、彼の金銭感覚をちゅうたさんの持つ
普通のごく当たり前な感覚に直させるのは無理だと思います。
「お金の問題ではない」と彼自身がいうなら、何故ちゅうたさんにお金を
無心し、それを返済しようとしないのでしょうか?
お話しを伺っていて、ある女流作家の個人的な交友関係を思い出しました。
その女性は、ベトナムと韓国に愛人と同棲相手を持ち、またその二人との
出来事を小説や自伝の形で発表しています。ベトナム人の彼に付いては
女性の世話はするものの彼女に金銭の援助をしてもらうことに抵抗がなく
むしろ当たり前と言った形で受け取る愛人として考えてみえるようです。
ただこの女流作家は、自分の好みの愛人を持つことや愛人に無心されることを
仕方なしと割り切ってみえる部分があるので続いているのでしょうね。
何を申し上げたいかというと、ちゅうたさんが今までどおり彼に援助をし
彼はちゅうたさんに愛情を注ぐといった形でのお付き合いできない限り、
彼とちゅうたさんの関係は上手くはいかないと思います。
もしくは一度、彼を試す為に、全財産失ったからもう援助できないよと
話して、相手の出方をみることです。
それに、ちゅうたさんはまだお若い。男性に金銭的援助をしても彼が自分に
愛を注いでくれればいいというような考えでいられるほど、人間としてまだ
図太い精神をお持ちでないと思いますよ。
国は違えど人は皆同じだと私は思いますが、それでも金銭感覚がかなり
違えば、共に長く暮らすのは不可能でしょうね。
上手くいかせようと思えば、ちゅうたさんが変わるしかなく、その事に
いつも苦しまないといけないように思います。
厳しい言い方ですけど、この辺りで彼から離れてみてはどうですか?
彼女に負けるのは辛いでしょうが、未来がないのに一緒に過ごすのも
もっと辛いのではないでしょうか。
今はまだ凄まじく混乱して見えるでしょうが、どうか落ち着いて少しずつ
自分がどうしたいかを考えてみて下さいね。
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