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▼かこさん
疲れないなんてこと、ないんですから、あまり自分を責めたりしないで
くださいね。
なんとか力になりたい!
と一生懸命になればなるほど、彼女は自分の代わりに一生懸命になって
くれる人に安心しすぎて、自分で自分を決めることができなくなって
いくのかもしれないです。
鬱病でも、個人個人違います。
甘えて頼ってしまうことに慣れて、依存しすぎて我を失う人もいれば
なかなか甘えられず、つい、強がって「大丈夫だ」とか「そうだね、
もっと頑張るよ」なんて言って壊れていってしまう人もいます。
「鬱病なのに、見放すのか?」
なんていうのは、「鬱病に依存」してしまってる状態です。
鬱病である自分自身が、本来の自分の基本であり、これが本当の姿で
笑ったり楽しんだりする自分は偽物だと思い込んでしまい、人の優しさ
だけを望み、自分自身に対する存在価値を、他人の優しさで測ろうとして
しまいます。
……それじゃ、うつ病は軽減しないと思います。
あれは、自分自身が自分を傷つける病気だと、私は思います。
自分自身がなぜ自分を傷つけるのか、その原因を探るなり、行動を
矛盾だと気づくなりしない限りは、症状を抑える「抗鬱剤」に頼ら
ざるを得なくなるだけだと思います。
戦う人を支え、応援するのは普通のことですよね。
戦わないで、ベンチに戻ってきて離れない選手を応援する人は
いたとしても、支え続けるのには限度があります。
野次を飛ばされて、「なにくそっ!」って飛び出す選手もいますよね。
彼女は優しく受け止めてくれる、あなたのようなタイプの支えでは
自分を奮い立たせられないタイプなんです。きっとね。
だから「鬱病の彼女に疲れた」んだとは思うけど、「鬱病の彼女」を
嫌になったわけじゃなくて、「彼女」に疲れたんです。
鬱病だから、優しくするんじゃないんですよ。
苦しんでる友達だから、力になりたいんです。
友達が考え方が違ってて、見ててイライラしてきちゃうなら、
その子はあなたにとって、ちょっと友達として違っちゃったんじゃ
ないですか?
そしたら、普通は離れていっちゃうじゃないですか。
ちょっと離れて考えてみたら、普通のことなんでしょうね、きっと。
「鬱病だから」と無理して友達してるなら、彼女は「鬱病で居続け
ないと、友達じゃなくなる」と錯覚しちゃいます。
もしかしたら、錯覚しちゃって、なかなか進めないのかもね。
「関係を切りたい」
とは言わないほうがいいかもしれないけど、少しずつ、
「私は○○と思うけど、それはあなたが考えて納得して動かないと
意味がないんだから、私は話をただ受身的に聞く以外にはできないよ」
って、自分の力を使わせる方向に話を運んで、突き放してみても
いいかもしれないですよ。
「そうだね」
って相槌打つだけの短い返事で終えちゃってもいいと思う。
何にしても、あなたの心が余裕もてるくらいに、元気になって
からにした方が、良さそうな気がしますよ(^-^)
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