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読ませてもらって、私の中・高時代を思いだしたので・・・
私は中学時代にいじめにあいました。
原因はよく分からないけど、気がつけば周りに友だちがいなかったんです。
友だちがいないどころか、避けられてる・・・
女子校だったので、殴る蹴るは無かったんですけど、冷たい視線、陰口。
席替えの時は辛かった。グループ決めも嫌だった。
休み時間もクラスの中に居場所がなかった。
何か話せば、冷笑が広がる。
ノートがばい菌のように指先でつまんで回される。
机椅子に落書きされる。
変なことを書かれた紙を教室その他にばらまかれる。
そんなことをする人たちが、そう！
普通の生活を送っているのが許せませんでした。
普通、どころじゃない、優等生として評価される。
いじめるこの中には、先生も手を焼く”ワルい子”もいました。
でも、大部分が”普通の子”さらには”いい子””すばらしい子”。
弁論大会ですばらしいことをしゃべって賞を取った子もいました。
卒業するときに知事に賞を貰った人もいました。
何で？こんな最低なことをする人が？人をこんなにも苦しめている人が？
クラス替え・・・２年に上がるときは期待しました。
さあ、新しいクラスでやり直すぞ！
でもつい数日で仲良くなりかけた友だちは潮が引くように消えていきました。
「あの子、あかんで」というような噂が瞬く間に広がっていました。
３年に上がるときは、ややあきらめつつも、やはり何とか抜け出したいと思っていました。
でもだめ・・・
私はほんの世界に没頭、ひたすら現実から逃げました。
辛くて長い昼休みは、図書室にこもりました。
世の中に希望がもてなくなって勉強しなくなり、当然のように成績は落ちました。
高校・・・系列の高校に進んだのですが、
成績劣悪のため他の人と同じコースには進めず、別のコースへと入れられました。
いわゆる外部コース。
内部生が蔑む外部コースに入り、そこで私は生き返りました。
全く知らない人たちとのスタート。
それでも不安はいっぱいでした。
コースが違うとはいえ同じ学校、いつ噂が流れてくるか・・・
友だちが出来ても不安でした。
もう、中学生の時のトラウマで自分が”普通の人”だと思えなくなっていたので
”普通じゃない””いじめられていた人”だとばれたら・・・
今仲良くしてくれている人たちはどう思うだろう。
消えていくだろうか。仲良くいてくれるかな？
仲良くいてくれても私と一緒にいて迷惑をかけないだろうか・・・
こんな不安、抱えつつも次第に私は明るくなり、自分に自信も持てるようになり、
人づき合いもだんだん出来るようになりました。
高校は、楽しかったです。いい人に、たくさん出会えましたから・・・
そして大学。
今度はほとんど知らない人ばかりの所へ行きました。
それでもやっぱり不安はありましたね。
友だちはたくさん出来たけど、それでも、ずっと不安でした。
いつかばれるのではないか、
この中良くしてくれている子が、ある日突然、私から逃げていくのではないか・・・
４回生になって、ようやくそういう不安は消えました。
話せなかった中学時代も、人に語れるようになりました。
私をいじめた人たち、成績のいい人が多かったので、
東大や京大へ進んだ人もいます。
すばらしい人たちです。
その後会っていないのでどういう人生を送っているか知りませんが・・・
私は、その人たちよりもずっとずっと幸せだ、って、胸を張って言える。
何も根拠はないけれど。
そして私は中学時代のつらさを思い出せば、どんなことでも乗り越えられる。
もう社会人になったけれど、そう。
辛いことは山ほどある。でもあのつらさと比べれば・・・
耐えられる。
辛いでしょう、腹立つでしょう、
だけど、絶対にそれを乗り越えて”何だったんだろう”と思える日がきます。
恨んだ人たちのこと、”しょうもない”と思える日が来ます。
大事なのは、人を恨むことではなく、自分を愛すること。
難しいことだと思います。
恨んだらいい、思いっきり憎んだらいい。
殺したい、そう思うでしょう。
ぶん殴ったろか、そう思うでしょう。
もう死んでしまおう、そうも思うでしょう。
殺す、殴る、それはいけない。
死んでしまう、それもいけない。
思うのはいくらでも思えばいい。
その中でも、何か自分を好きになってごらん。
あなたは何がしたい？
夢を見つけてごらん。
絶対に道がある。
あなたを見てくれる人がいる。
今はとても考えられないことだと思う。
だけど、本当に、大丈夫だよ。
無責任なように聞こえるだろうけど、信じて欲しい。
頑張って欲しい。
当面は受験勉強ですね。
合格を祈ります。
まとまりませんが。
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