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≪厳しい意見はご遠慮ください≫
≪女性≫
≪20代≫
私は今、大学生で日本文学科3年なのですが、じつは読解力が全くないんです。
本当は教育学部志望だったんですけど、受験に落ちて文学部になりました。
なので、本はそこまで興味がなかったんですけど、最近ようやく「文学」に興味がわいてきました。せっかく日本文学科なんだから、本をたくさん読まなきゃ損だ!と思いまして。
でも、私は昔から「筆者の主張(言いたいこと)」への読解力が皆無なんです。
国語のテストのときとかでも、大問の一番最後の、「この文章の趣旨を端的に表している選択肢はどれか」みたいな問いに、正解したことはありません・・・。
普段でも、例えば「世界の中心で愛を叫ぶ」とかは、「純粋な愛のおはなしを言いたかったのかなぁ」くらいしかわかりません。
本を読むことは好き(になりました)です。でも、頑張って読破したあとに、「結局・・・この本はなにが言いたかったんだろう」と、言葉にできずに考えてわからなくなってしまうんです。
最近では、授業の関係で、小島信夫の「抱擁家族」や宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」「よだかの星」、太宰治「人間失格」を読みました。
「抱擁家族」は、「家族の崩壊を描いてるのかなぁ・・こういう家庭もあるんですよってことが言いたいのかなぁ」くらいしかわからず、「グスコーブドリ」は「運と数奇な縁に導かれて成長していくお話なのかなぁ」、「よだかの星」は「かわいそう・・」 ・・・・・・・ くらいしかわかりません。
せっかく読んでも、その小説から学ぶことを得なければ、最近は新しい本を読む気も失せてきます。
先生に、「作者の主張がわかるようになるにはどうしたらいいですか」と聞いても、「慣れだよ」としか言われません。
作者の主張をわかるようになるには、どうすればいいでしょうか。
長い文を読んでくださってありがとうございました。どんなアドバイスでもいいんで、一言もらえたら嬉しいです。
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