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キトキさん、こんにちは
僕は霊は「いる」のではなく「ある」のだと思っています。
僕個人は、魂の生まれ変わりは確信していますし、前世の記憶もありますが
霊や霊界は存在しない(でも存在するように思えてしまう感覚や現象はある)と思っています。
以前、別の掲示板でも霊についての話題があった時に書いたものと
重複しますが、あくまでもご参考までに、僕なりの体験も含めた
霊についての考えを簡単にまとめたものを下記にコピーさせていただきます。
(生まれ変わりのメカニズムについては省略します)
いわゆる「心霊現象」に対する僕の考え
僕は家族の死などをきっかけに、人間の魂が永遠なのかどうかを知りたくて、何年間か必死でいろいろと調べました。と言っても、宗教や霊能力者たちからはあまり得るところはなく、国内外の科学者や医者たちの臨床的な研究(臨死体験の記録)を勉強したり、話を聞きに行ったりしました。
心霊現象というものは、僕も多少は経験しましたが、その存在自体は、錯覚や思い込みではない場合も多いと思います。経験者の多くは嘘をついてはいないと思います。
ただ僕は、霊というものは、放たれた想念(残留波動)だと思っています。生きているものから出た想念は、いわゆる生霊と言われます。
「霊=死んだ人(動物)の魂」ではないと思っています。そして霊界というものも存在しないと思っています。しかし、霊や霊界を信じるのも無理はないと思うほど、この現象はとても複雑で、それらが存在すると断言せざるをえない体験は世界中で起きています。
ときどき幼い子供達が、目に見えない複数の相手と話しているような振る舞いをしたりしますが、彼らの多くは自分の過去世(複数であることも多い)の姿を見ている場合も多いと思います。
よく母親が遠隔地の息子のことを心配している時に、息子の夢枕に母親が立っているのを見たというような経験があるように、あなたを気にかけている誰かの想念の姿かもしれません。既に亡くなっている親族の場合でも、もしあなたを気にかけている想念を生前強く放っていたら、そこに想いが残っているかもしれません。
想念には、「親和の法則」というものがあって、同類が引き合う性質があり、似た波動の想念は集まって層をなしていますので、これが高級霊界とか低級霊界とかと誤認されてしまうことがあるようです。
もし人が現在、悲しい想い、自暴自棄な想い、怒りの想念などを持ってしまっていると、それと同類の想念群が引き寄せられて、増幅していく怖れがありますので、もし自分の想念がネガティヴな状態にあったら、それをポジティヴなものに置き換える努力をすれば、悪影響を与える想念は離れていくでしょう。これらがあまりにもひどい状態の場合は、お払いや除霊などをする人もいますが、本当に優秀な霊能力者は、本人の心掛けを正すように説くはずです。
人間の感覚(脳)はラジオのようなもので、電波(想念)を受信して、映像(霊)や音声(言葉)に翻訳できる能力をもっています。ですから、同じ怒りの想念という電波があっても、ある人にはそれが赤い龍に見えたり、別の人には鬼に見えたり、他の人には人間の顔に見えたりと、その人の能力によって脚色されてしまいます。ですから、「霊がこんなことを言ってる」と誰かが言ったとしても、それが正確であるかどうかは分かりません。
ですから、あまり人の言葉に左右されずに、自分自身が自分の想念を健全に保っていれば、影響を受けることはないと思います。霊能力者と言われる人たちも、「あなたがスキを見せなければ、霊は入り込むことはできない。決して自分よりも霊のほうが強いと思ってはいけません」とよく言います。
僕が高校生の頃、悪魔の儀式を行って交信しているというクラスメートの女の子に接近されたことがあります。彼女はクラスメートの弟の死を予知したり、僕の心の中をテレパシーで読み取ったりする超能力者でしたが、「あなたには私よりも強いものがある」と言って、僕をやたらと恐れていました。正義感の強かった青二才の僕は、彼女をそんな儀式から引き離そうとして、それが失敗して、映画の「エクソシスト」のような身も凍るような恐ろしい体験をしていまいました。
その経験からも、いわゆる「霊現象」と言われるものには、それに混乱させられないような、よほどの自信がない限り、自分からかかわって解明しようとはせず、自分の想念を調和のとれた自然なものとして保つように努めることが大切だと痛感するようになりました。
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