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≪厳しい意見もお願いします≫
≪男性≫
≪10〜15歳≫
私は中学生のころソフトテニス部に入っていました。2年になり顧問が変わってから皆強くはなったのですが私は「自分が一番へタだ」とか6人しかいない部員で
3番手であることに劣等感を感じていて自分の力を発揮することができませんでした。(発揮というほどではないですが思い切って打てなかった)いつも試合前だと緊張してろくにボールは飛ばないし顧問に怒られるのやペアに迷惑をかけたくない
いっしんでとにかく必死でした。それでも私はどうでもいいことでよく怒られてはすぐ泣いていました。先生に言われたことは分かるのになんて答えればいいのか
分からずすぐ黙ったりして先生は帰ろうと立ち上がり私は追いかけて「すみませんでした!」を繰り返す。そんな感じでした。要領が悪いとよく言われるから。私はずっとそう思い込もうとしていました。
でも、別に私は根暗なわけじゃあないし自分の意見もきっちり持っています。でも
どうしても先生の前ではちゃんと言いたいことが言えなかった気がします。後になってからいいわけじみた考えが思いつくのです。
試合はほとんど一番に出されました。相手の一番に当てられる。チームのため。
そんな考えがずっとずっと頭の中をめぐりました。時たま3番にされたときは先生が私たちの一番手を相手と勝負させたいとき。だからは私は3番手になったときも
相手が分からないうちからいやな気持ちで一杯でした。
どうすればいいのかよく分からなかったし先生からは2年の3学期からはほとんど「精神的」な問題しかいわれませんでした。要するにもっと強気で行けとかで私は
もっと技術的に、腕はこうしろ足はこうだとかそういうことを引退ギリギリまで教えて貰いたかったのです。一番手の子達はいつもそういうのを教えてもらっている気がして私はそういうのをみてもひいきされている気がして直視できませんでした。
多分自分はそんなに好かれてなかったのだと思うし一番手の子は先生のハナシをよく聞くし上手いから好かれていたのかもしれません。
私は先生にお前はヘンだとか言われたりしたことや一言一言が凄い心に残っていて本当に辛いです。別に心の傷なのかといわれればそうではないのですが、引退してから中3の受験の時まで私はいやなコトや辛いときはそんなことをふと思い出しては凄く気分が沈みます。なんと説明すればいいのか分からないのですが部活の思い出で楽しかったり嬉しかったことが少なすぎて中学時代そのものがいい思い出じゃなくなってしまった気がするのです。
今年私は高校生になりました。はじめはもうテニスは忘れたいと違う部に入りましたが私は高校に入ってからすべて変わったんだとアノコロのぺあや先生、友達に証明したくてまたソフトテニス部に入りました。今度こそ強くなりたいといままでの人を見返してやりたい気持ちで一杯です。しかし性格がやっぱり変わっていないのかとかこういった心のもやもやをどうやって晴らしたらいいのか分かりません。
こうやって文章を打っていても一年以上も前の事なのに涙ぐんできます。こんな弱い泣き虫な自分が私は嫌いです。
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