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ちこさん、はじめまして。
世の中は大変みたいですし日本でも色々あって他人事と言ってられなくなったのは確かですね。それに自分が巻き込まれるかは結局のところ運命なわけですがだからといって災害にあった人が納得できないのもまた事実です。
本題の死と無についてですが、死を恐れるのは特別なことではないと思います。多くの人が今、またはいずれ死を恐れるはずです。今まで生きて積み重ねてきたものが死んでなくなってしまう、時々そんなことを思ったりもします。物は残っても自分はそこには居ない、自分にとっては無になってしまったのではないか、とね。
おそらく、もし私が死んでも世界に大きな変化はなく時が過ぎていくでしょう。でもそれは世界の流れから見た考え方であまり意味がないものだと思うのですよ。昔、明日世界が滅亡することと、自分が死ぬことは同義だと書かれたものを目にしたことがあります。一見全然違う事柄ですが自己から世界を見れば同じ出来事なのです。明日自分が死んでしまったらその先世界が続こうとそれを認識することが出来ない。今ある、感じることの出来るものが自分にとっての世界だと私は思います。
長々と余計なことを書いてしまいましたが結局は、死後どうなるかわからない世界より今ある世界で力の限り生きていくことが大事なんではないでしょうか。いつか来るそのときまで精一杯、それが唯一にしてもっとも大事なことだと私は思います。
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