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ゆりかさん、はじめまして
体験談ですか・・・僕のはつまらないものなのですが聞いてください。
僕は、喘息という病気のため幼い頃の記憶がありません。
呼吸も心臓も止まってしまったため脳がダメージを受けたためです。
親からも「あんたの呼吸聞いているとこっちまで苦しくなる」と言われ、ずっと1人で苦しんできました。
そのため、いつも1人で死の恐怖と闘わなければなりませんでした。
一度死にかけたためか、鍛えてもいないのに筋肉がつきすぎ、自分の筋肉のために自分の体が壊れていくという経験もしました。
そんな中できた彼女も親友と共に裏切りました。
両親の離婚の際、相談に乗っていた母親に裏切られました。
周りの人たちが次々に僕を裏切り、身勝手な理屈を言い、自分を正当化していました。
その言葉は、まるで僕を責める言葉のように聞こえました。
「小さい頃から1人で辛いことにも耐えてきた。だから大丈夫」
最初は、そう自分に言い聞かせていました。
しかし、いつの頃からか、周りの人間を憎み、自分を嫌いどす黒い感情以外には何もない状態でした。
しかし、その苦しみの中から救ってくれた女性がいました。
その人は、僕の心の中にあるどす黒い感情や過去の出来事、そしてここには書けませんが僕の秘密を知っても、僕に暖かい笑みを投げかけてくれました。
その女性と、結婚しましたが、心がすっきり晴れることはありませんでした。
心の中でいつ裏切られてもいいと身構えていました。
それほど、心が荒んでいたんです。
子供が産まれました。
その小さな手でしっかりと僕の指を握って、(気のせいかもしれませんが)笑ってくれたような気がしたとき涙が溢れて止まりませんでした。
気が付くと心の中のどす黒い感情も一切なくなって、すっきり爽やかな感じでした。
小さな頃から、何一つ良いことがなかったような気がしていました。
死の恐怖で眠れない夜もありました。
孤独に心が押しつぶされそうになっていました。
裏切られ心に大きな傷を負い、荒んでいました。
でも、それは生まれてきてくれた子供に会うため、そしてその子供に会わせてくれた妻に会うために耐えてきたんだと思います。
生きていれば、辛いことや苦しいことが多く、時には自分の心を歪ませ、挫折させるような出来事にも出会います。
良いことと悪いことがプラスマイナス0になるかどうかは分かりませんが、良いことは必ずあります。
それをもっと良い方向に持って行けるかどうかは自分次第だと思います。
占いを信じるのも信じないのも自分次第ですが、信じて悪い方向に自分で持って行ってしまうのもまた、自分次第なのだと思います。
随分、長い文章になってしまい、申し訳ありませんでした。
つまらない内容でしたが、ご容赦下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
≪転載不承諾≫
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