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▼母さん:
>≪厳しい意見もお願いします≫
>≪女性≫
>≪30代≫
次女に対する夫の暴力(家庭内虐待:DV)が問題のように見えるかも知れませんが、今の状態は、夫を含め、皆が被害者になってしまっているようです。
第三者の私から見ると、心理カウンセラーなどから「家族療法」を受ける必要がありそうに感じます。暴力をしつけとして理解している夫ももちろん問題がありますが、夫の暴力を「しつけ」として見て、その原因を自分だと思う「母さん」にも問題があるように感じますし、「演じている」長女も、行動の価値観を他人にして生き続けることが「知恵」になることで、大きな被害者でしょう。もちろん次女は、物理的にも心理的にも暴力を受けている被害者ですし、新しく生まれて来た子も、そういう「本物の愛情」のない家庭に生まれてきて、そういう環境で生きなければならないという意味では、被害者でしょう。
離婚するかしないかに関わらず、今の状態を経験してしまった家族が、普通の家族として生きることを可能にするためには、家族療法が必要だろうと思います。夫がその必要性について理解できないとしたら、離婚してでも家族療法を目指すのを考えた方が良いだろうと思います。
夫が「しつけ=暴力」と理解しているとすると、夫自身が家庭内暴力の被害者だったという可能性も強いだろうと思います。夫にとっても、その問題を自覚して治療することが大事なことだと思いますし、離婚するとしても新しく生まれた子にとっては父親であることには変わらないので、その子のためにも、夫は治療を受けて暴力傾向を治療する必要があるだろうと思います。暴力を「しつけ」だと思い込んでいるなら、親らしい態度をとるつもりが暴力になる可能性があり、暴力を振るわないとしても、親の価値観を押し付けて、親の価値観を受け入れなければ愛さないということになる可能性が強いと思います。
本来、しつけとは、愛情を込めてガイドすることだと思います。親の価値観に従うかどうかに関わらず、親が子供を愛していることを示すことが一番大事な親子関係だと思います。その基盤がなければ、どんなに「素晴らしいしつけ」を教科書どおりに実行したとしても、それは「良いしつけ」とは言えないでしょう。今の状態は、夫の価値観に従うかどうかで結果が変わってしまう、「暴力による独裁」状態の「恐怖家庭」でしょう。その原因は「暴力」そのものではなく、「しつけ=暴力」という見方そのものでしょう。
その見方が身に染みてしまっている夫は、暴力を我慢することでは問題の解決にはなりませんし、その見方を受け入れている母さんも、その見方を変える必要がありそうです。二人の子供達は、今までの暴力経験が心の傷に残らないようにしなければならないと思います。
怯える家庭環境は、怯えなくても良い家庭環境にしなければならないでしょう。そして、怯える習慣も変える必要があるでしょう。それを第一に考えて行動してください。
≪転載承諾≫
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