|
凛さん、こんばんは
おそらく、凛さんのお友達の一流大の学生は、彼らの学校の中では決してトップの成績ではないように思います。本当に成績のいい人は、それが空しいものであることを知っていますので、人を馬鹿にしたりする気にはならないように思います。
僕は学生時代に知らない人から「一番」って嫌味なあだ名で言われていて、知らない先生たちからも「学校で一番だからって偉いと思うなよ」って言われていましたが、どんなに頭の良い人間でも脳の3%ほどしか使っていないと言われるように、
僕は人間の頭のよさの差など微々たるものだと実感していましたので、見下す感覚は分かりません。
ただ、学歴社会というのなら、日本よりもある意味ではアメリカのほうがもっと学歴社会です。学歴プラス実力が問われるところが日本よりも厳しいと思います。
日本も学歴だけでは通用しない時代が来ると思います。
学歴をひけらかす人間は大した学力をもっていないと考えていいと思います。
それはちょうどケンカを売ってくる男が大して強くはないのと同様で
中途半端な能力の者ほど、その自信の無さをごまかすために、自分より格下と感じる相手を見下して優越感に浸るのです。
また実力がある場合でも、空しさを紛らわすために相手を馬鹿にする人たちもいて、たとえば英語がペラペラな通訳の中には、英語ができない人を見つけては鼻で笑うような人たちもいました。なぜそうするかというと、通訳というのは、自分の意見を言うことが禁じられているので、現場では道具のように扱われてしまうことが多いというコンプレックスを感じている人も少なくないからです。
攻撃をしてくる人は、実は打たれ弱い人であるように、他人を軽蔑する人は
心の奥では自分を軽蔑している人なのです。
本当に力のある人は、学歴があろうとなかろうと、社会は必要とします。
≪規約同意済み≫
|
|