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▼llさん:
とても興味深いトピックでしたので書き込ませて頂きます。
既に何人かの方が書かれている通り、問題があるのは宗教よりもむしろ
それを信じる人間の態度だと思います。かくいう私も一応クリスチャン
ですが、同じクリスチャンでもやっぱり気に障る人や迷惑な人もいます。
でも、宗教に属する人全てがそんな人ではないですよ♪
社会で生きていく上で持ってなければならない「常識」を身に付けていない
人が宗教にはしると大変なことになりますよね。「神の名のもとに」残酷な
事をやり放題なア●カイダや、人様の土地を平気で侵略したりする昔の十字軍
みたいな人達はその代表格です。神もいいけどまず人様に迷惑かけちゃ
いかんでしょう(苦笑)。そういう人達は周りに迷惑をかけていると同時に、
彼等自身が信じる神様をも冒涜しているのですが、彼等の大半はその事に
気がついていないのです。
私は占いなんかも結構好きな方なんですが、占いと宗教ってとても
似ています。使いようによっては猛毒にも薬にもなりえます。私は宗教は
自分自身の心を鍛えるためのものであり、生きていく上での小さな
アドバイスであると考えています。それがやれ「世界を救う」だの
「人々の魂を救う」だのという、妄想ともいえる「使命感」に目覚めて
しまうと始末におえなくなるんです(^^;)。しかも精神的に修行を積んだ
牧師さんやお坊さんではなく、全然大したことのない人に限ってそういう
「勘違い使命感」に目覚めがちなんですよね。
ただ、「じゃあ世界から宗教がなくなればいいのか」というと、それは
ノーです。全くの無宗教という事は目に見える物しか(お金とか容姿とか
身分とか)信じなくなるという事で、それはとても怖いことです。今の
日本がまさにコレに近い状態です。キリストとか仏様とか、特定の神様
じゃなくてもいいから、空の上から何らかの「神様的存在」がいつもこの
世界を見ているんだ、という意識はないよりはあった方がいいと思います。
その方が悪い事もしづらくなるし、嫌なことがあっても「そのうち何か
いい事があるかも」という希望も湧きますから。
≪規約同意済み≫
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