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▼すももさん:
ちょっと厳しい言い方になってしまったかもしれませんね。でも厳しく言ったのは私自身がすももさんと同じような生活をしていた時期があったからです。
キャッシングや借金まではしませんでしたが買いたいものがあれば買ってしまう生活でした。奨学金・仕送り・バイトの給料でそこそこお金があったのでそれが逆によくなかったのだと思います。自炊が面倒でほとんどせずにコンビニや外食を頻繁にし、欲しい物があれば買ってしまい、来月の収入を計算に入れてカードを使うという生活でした。そんな生活でまともな経済観念が身につくわけがないんです。
すももさんの家計簿ですが、いつのまにか『いくら使ったか』という事後報告と『あといくら使えるか』の計算のものになってはいませんか?上記の頃の私はそんな感じでした。あまりに浪費しがちな自分を戒めるために家計簿をつけ始め、最初は無駄遣いしてないかをチェックするためでしたが、いつのまにか次の月の収入を計算に入れて『あといくら使えるか』の確認になっていました。そしてまだ使えると分かったら安心してまた使ってしまうわけです。そんなことにはなっていませんか?家計簿は単に『いくら使ったか』という事後報告を書き込むだけでなく、『これから何にいくら必要か』という予定を書き、その上で『いくら予定外の支出をしてしまったか』を事後報告するようにつけることをおすすめします。また月初めにでも、具体的に『何にいくら使うか』予定支出をあらかじめ決め、いくら残すように生活するかという目標を定めるといいと思います。
お菓子買うのをガマンする、雑誌を買うのをガマンする、お金がないからカレー作って3日間くらい頑張る、こういった節約は個々ではちょっとの金額ですし、節約しても減らないだけで増えるわけじゃないので実感がなかなか得られません。でもこの積み重ねが大事です。頑張ってください。
ついでですが、闇金にはまる主婦の話はあながちウソではなく、最初は返せる範囲で借金するものなんですが、手軽に借りれることから金銭感覚が麻痺するのか「利息を計算入れてもそんな増えないし・・」と借金返すために借金するようになります。金融会社は情報が回りますので総額が大きくなったりするとやがて貸してもらえなくなり、周囲にばれたくないので闇金に手を出すわけです。すももさんがそこまでいくとは思いませんが、普通の人でもそんなことになってしまう人がいますよということです。お互い気をつけて頑張りましょうね。
≪規約同意済み≫
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