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▼虎千代さん:
>≪厳しい意見はご遠慮ください≫
>≪女性≫
>≪20代≫
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> 保険の営業はノルマがあります。
> ノルマがこなせなければ、お給料はなぃに等しいです。
> どんなに活動をしても、契約が取れなければ、いけないのです。
保険の営業は、基本的には個人営業のようなもので、事務所や備品は電話も含めて借りているようなものなのだと思います。保険契約を結ぶと、そのお礼として収入が入るというような形になっているはずです。契約者からの入金が続くと、それに応じて、お礼が収入になって行くという仕組みだと思います。
通常の企業の社員なら、拘束時間に応じて給与が支払われる仕組みになっているでしょうが、保険会社の営業は、そういう意味では、企業の社員ではないのです。保険の営業には、営業部(支部)のようなものがあり、それはある意味、個人企業グループのようなもので、そのグループ全体の契約成績によって、保険会社からまた礼金のようなものが、グループに入ると思います。それから、事務費や設備費などが出たり、部長や支部長などの、グループの一番上の上司に対する給料のような形になると思います。
だから、上司と言うのは、個人としての営業からの収入に加え、グループとしての営業からの収入もあるということになりますが、自分のグループで使う事務費や施設費などは、自分の懐から出しているような感じにもなります。自分のグループに何人営業活動している人がいるかによっても、礼金のような収入に影響があるかもしれません。だから、辞めたと言っても、そのグループの帳簿上は、辞めていないことになっている可能性もあるかもしれません。
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> 上司の「お願い」というのが、「名前を貸して欲しい」という事でした。
> 「お金は払わなくていいので…。謝礼は弾むので」
> そう言われたのです。
グループとしての成績や、辞めた人を今も活動しているように見せるためには、そのように「名前を借りる」ことを「方便」としてしているのだろうと思います。そうすることで、保険会社からグループに対する礼金が多くなるからでしょう。
> 私は、「やっぱり…」と思いました。
> 今は私は保険に入る気はありません。いつかは必要だと思いますが…。
生命保険の考え方は、「誰もいつ事故や病気になるかが分からない。その可能性が少なければ安い価格で、可能性が多くなれば高い価格で、保険をかけることができる。」ということです。だから、若くて健康なときに契約すると安く、年上で既往症があるときに契約すると高くなるのです。
例えば、ガンになってから保険に入ろうとすると、とんでもない高い保険でなければ入れないとか、まったく保険の対象外になるとか言うことになります。保険が必要だと実感してからなら、保険には入りづらくなるということです。それが保険の仕組みです。
それを知っていて、今どうするか、どうしないかを考えるのが良いだろうと思います。もちろん、入るか入らないかは個人の自由ですし、保険など意味がないと思うのも自由でしょう。入らなければならないことはまったくありません。
> 入る意志がないのを分かっていて、「貸してほしい」と言っているのです。
> 自分の部下の成績にする為に……。。。
その上司に、「私は、嘘や方便は嫌いだし、他の人がそうすることに関わることも絶対に嫌で、それが辞めた理由の一つです。保険業界のそういう体質自体が嫌なのです。今後は一切連絡しないで欲しい。」と言うように、はっきりと言えば良いだろうと思います。ついでに、活動中の営業員リストには、虎千代さんの名前を使わないことを約束させましょう。文書でその保証をしてもらうことも良いことかも知れません。
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