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私も楽器が好きです。でも、あなたのように好きなことを仕事にしようとすれば、いつか義務になって嫌いになってしまうんじゃないか、と思って楽器は趣味でやっていこうと決めました。
楽器を吹こうとすると拒否反応、人に接するのも嫌・・・というのなら、一度楽器を置いて田舎のほうへ旅行にでも行ってみてはどうでしょう。それこそ休学でもするつもりで長期間。ほのぼのとした空気に触れてのんびりするうち、「今ここに楽器があったらいいのに・・・」って思うことがきっとあるよ。私は、ハリウッド映画とかに出てくる田舎の風景を見ると「あそこで演奏したい！」って思います。
あまり参考にならないかもしれないけど、高校のとき、コンクールに向けて毎日毎日練習しなくちゃいけなくて、でもうまくなってる気がしなくて、楽器を構えると息が苦しくて吹き続けられなかったとき、私は吹くのをやめました。やる気が出ないときって、何時間楽器に口を当てててもまったく上達しない。余計に心にストレスがたまっていくだけ。朝から一人でしゃべり続けて、他の人が吹いてるの見てるとなんとなく吹きたくなってきて、でも今やらなきゃいけない曲はする気になれないから、好きな曲を引っ張り出して吹いて、一通り終わった頃にはコンクールの曲やろうかなって気になってました。その頃にはもう夕方でしたけど。
逆に“吹いてはいけない”って決めてみるのもいいかもしれません。何があっても吹いてはいけない。最初の頃は、つらいものをやめられるんだから楽かもしれないけど、１週間、２週間と吹かないと、楽器に手をのばしたくなりますよ。
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